タレント藤本美貴（39）が10日、TBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」（金曜午後8時57分）に出演。「芸能人大ピンチ図鑑」に登場し、アイドル時代のピンチを振り返った。
藤本は15歳でモーニング娘。の3次審査で落選も、レッスン生からソロデビュー。デビュー1年目からNHK紅白歌合戦にも出演。モーニング娘。に電撃加入した。
その後、藤本は渋谷109でナンパされた品川庄司の庄司智春とドライブデートする仲に。最初のドライブデートでは何とも思っていなかったが「楽しかったな、良い人だな。嫌なこともなかったなっていう認識でした」と庄司にひかれていったという。「アイドルって完璧な自分を前に出していかなきゃいけないっていう環境の中、この人の前だと素になれる」と思い、出会って半年後に極秘の交際をスタートしていた。
その後、秘密裏にデートを繰り返したが、週刊誌に庄司との熱愛をスクープされてしまった。藤本は「覚えてますよ、水曜日ぐらいに事務所から電話が来て。記事読んで『合ってますか？』と言われ『合ってますね』と」と当時を回想。「モー娘。」第5代のリーダーに就任した25日後の“失態”だった。
事務所からさまざまなことを言われたというが「別れろとは言わないんですよ。今、自分があるものが、どうなっていくんだろうっていう不安。目の前に自分に起きてることにいっぱいいっぱい」。その後、別れることは考えず、モー娘。からの脱退を表明した。「お付き合いしてる段階で、結婚していいのかなと思いつつ。こんなに私のこと、好きって言ってくれる人いないなって思っている人を手放そうとは思わなかった」と当時を振り返った。
スタジオに切り替わり、藤本はプロデュース担当のつんく♂やメンバーに会議室内で「すみません、脱退します。ご迷惑をおかけしました」と謝罪したことを告白。その時のメンバーの反応は「し～ん…でした」と明かした。MC中居正広から「友達いなかったんだもんね」と言われ、「そんなに仲良い友達はいなかった、当時」と苦笑いしながら語った。その後、半年間の謹慎生活に突入した。
