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雪が降らなくとも、最低気温が5度以下になったらスタッドレスタイヤに!


それは私が先代の愛車、日産シルビア(S14)に乗っていた頃の出来事です。


2月の終わり頃、所用で伊豆方面へと愛車で出かけていました。その時履いていたタイヤは、国内大手タイヤメーカーよりリリースされたばかりの新型ハイグリップラジアルタイヤ。走行距離は5,000キロほどだったと記憶しています。しかし、ハイグリップとはいえ雪の上ではローグリップ。FR&タイヤ幅が広いとあって、降雪時はまずグリップしないことをトラウマレベルで思い知らされた身です。出かける際は事前に天気予報を確認し、雪が降るようなら公共機関を利用するか、外出そのものをキャンセルしていました。



▲ハイグリップタイヤも決して万能タイヤではなく、他のラジアルタイヤと同様に低い気温や雪上、氷上に弱い

雪は降っていないのに、タイヤからグリップが失われた?


さて、事前の天気予報によれば外出予定日の伊豆方面は晴天。その前後日も概ねいい天気と予報されているので、愛車を利用しての移動に決定。当日は家を出た時こそいい天気だったものの、帰り道で急変。伊豆半島中程にある山間の地域で、みぞれ混じりの雨に降られます。ままっ、それでも雪じゃありませんし、みぞれもアスファルトに落ちるや溶けて水になる状況です。それほど気にすることなく、雨天時の感覚で運転を続けます。そしてその出来事は突然、起こりました。


Rの小さいカーブ。十分に減速し、予想しなかった水たまりがあっても問題のない速度で進入します。ゆっくりとステアリングを切ったのですが…ひどく心許ない手応えとゴロゴロと響く震動に、背筋が総毛立ちます。


「これ、前輪がグリップしていない!?」


クルマはわずかに方向を変えたものの、カーブの外側に向かって直進。反射的にブレーキを踏むもABSは作動せず、前後輪共にロックして状況が悪化する有様。ブレーキから足を離し、わずかに戻ったグリップでカーブを曲がりきろうとあがきますが、無情にもクルマはアスファルトから飛び出し、カーブ外側の土手に突っ込みました。この時、歩行者がいなくて本当によかったと、20年以上を経た今でも思います。



▲事故の後、降雪となり、レッカーに助けられてもらうことに…

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