ざっくり、こんな記事

  • 神姫バス「4列シート」「4列ワイドシート」「3列独立シート」を詳しく比較・解説
  • どの路線をどのシートの車両が走るかもご紹介
  • 知ってるようで知らない、名前の由来や車両のトリビアって?


▼目次


兵庫の移動手段の定番! 神姫バスの高速バス

神姫バスは神戸三宮を中心に走るバス。高速バスには昼便・夜便の両方があり、東日本は東京(渋谷・新宿)まで、西日本は四国四県や広島・岡山・島根までを結びます。

車両タイプは4列シート・4列ワイドシート・3列独立シートがあります。ただし、同じ3列独立の中でも個別カーテン付きシートがあるなど、仕様や設備は路線や車両によって異なりますので本記事でシートタイプ別に紹介していきます。

神姫バス車両外観
神姫バス車両外観

具体的にシートはどんな風に違う? サービスは? トイレやコンセントの有無は? などなど、詳しいところを徹底比較!

ちなみに神姫バスでもっとも多く運行されている白いボディに赤とだいだいのラインが入った車両、実は外観でシートタイプを見分けられるちょっとしたトリビアあり。

3列独立シート車両はバス横の帯に下線あり
3列独立シート車両はバス横の帯に下線あり
下線なしは4列シート車両
下線なしは4列シート車両


4列シート(スタンダード)

神姫バスでもっとも多く運行されているのは4列シートタイプの車両。兵庫県内や大阪、四国、中国方面の路線で乗ることができます。

4列シート座席俯瞰
4列シート座席俯瞰

基本的な4列シートタイプ車両は、横4列×縦12列(最後列は横5席)に補助席が10席となり、全部で59席。短い時間で効率よく移動するのに最も便利なスタンダードタイプのバスとなりますよ。読書灯(一部ない車両あり)や空調は座席ごとに完備。

トイレの有無は路線や車両により異なります。神戸~大阪や淡路島などの路線の車両はなし、神戸~四国や中国方面路線には付いている車両が多いです。

コンセント、フットレストなどの設備も車両によりある場合とない場合あり。コンセントがある場合は各窓際下へ1つずつ設置されています。またWi-Fiは今後順次導入予定とのこと。

通常時のシートはこれくらい
通常時のシートはこれくらい
リクライニングは最大約25度プラスとなるほど
リクライニングは最大約25度プラスとなるほど
補助席があるのは4列シート(スタンダード)のみ
補助席があるのは4列シート(スタンダード)のみ
コンセントは窓側のみ。ない場合もあり
コンセントは窓側のみ。ない場合もあり


■運行情報

4列シート(スタンダード)車両を運行しているのは以下の路線です。
※一部、4列ワイドシートで運行する場合もあります(神戸三宮・舞子~松山線、神戸三宮・舞子~高松線、神戸三宮・舞子~岡山・倉敷線、神戸三宮・舞子~鳴門・徳島線)。

リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。

※2019年11月時点で運行している路線です。


4列ワイドシート

同じ4列座席でも、ちょっとゆったりくつろげるのが4列ワイドシート。4列シート(スタンダード)と比べ、座席の横幅が広がり、足元スペースも広くなりますよ。落ち着きあるウッドテイストの色合いで、高級感があるのも嬉しい!

4列ワイドシートタイプの車両が運行するのは、神戸三宮と岡山や広島、高松などを結ぶ路線。昼便としては少し遠距離になる路線で乗ることができます。

4列ワイドシートの座席俯瞰
4列ワイドシートの座席俯瞰

シート列は横4列×縦11列。補助席はありません。シートそのものも4列シート(スタンダード)よりふんわり座り心地が良くなっていますよ。リクライニングの角度は4列シート(スタンダード)とほぼ同じですが、こちらの方が足元がゆったりする分リラックスの度合いもアップ。

またこちらのシートには、隣り合う座席との間に稼働式の肘掛けあり。ちょっとしたことながら、肘掛けが空間の仕切りとなってくれるので、知らない人と隣り合うにもゆとりを感じられる嬉しいポイントですよね。もちろん座席を広く使いたいなら持ち上げて置けばOK。

通常時シート。足元ゆったりめ
通常時シート。足元ゆったりめ
リクライニングは最大約25度プラス
リクライニングは最大約25度プラス
座席間に肘掛けあり。ちょっとしたことながら嬉しい!
座席間に肘掛けあり。ちょっとしたことながら嬉しい!い!
コンセントは窓際席のみ。ない場合もあり
コンセントは窓際席のみ。ない場合もあり

また4列ワイドシートには全車両の最後列にトイレ設置あり。長距離になっても安心です。トイレ前にはセルフのおしぼりサービスもありますよ。Wi-Fiは今後順次導入予定。

トイレは座席後部に
トイレは座席後部に
最後列にはおしぼりも。必要な時に貰うスタイル
最後列にはおしぼりも。必要な時に貰うスタイル


■運行情報

4列ワイドシート車両を運行しているのは以下の路線です。
※4列スタンダードシートで運行する場合があります。

リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。

※2019年11月時点で運行している路線です。


3列独立シート

3列独立シートはどーんと快適さアップ! 神戸三宮と出雲、松山行きの一部の路線や、高知行きの路線で乗車することができますよ。昼便とは言え最長5時間弱となる乗車時間を快適に過ごすために、車内にはくつろぐための工夫がたくさん。

シートはウッド調の落ち着ける色彩。床もウッド調で、総合的なリラックス感が感じられます。(木目でない床の場合もあり)

3列独立シート、座席俯瞰
3列独立シート、座席俯瞰

シート列は横3列×縦10列、トイレで2席分を差し引くため全部で28席となります。4列シート(スタンダード)の59席と比べると、座席数は半分以下。車内をゆったりと過ごせるのが大きな特徴です。

4列シートと打ってかわって、シートのリクライニングは通常時から約40度ほどプラスになり、一気にくつろぎ重視に。フットレスト、可動式ヘッドレストも完備となります。カップホルダーはフットレストの隣にあるので、前座席の人がリクライニングをフルで倒しても大丈夫!

通常時の座席。左右に空間のある独立タイプの上、足元もゆったり
通常時の座席。左右に空間のある独立タイプの上、足元もゆったり
リクライニングは最大約40度プラス。これは眠れる!
リクライニングは最大約40度プラス。これは眠れる!
フットレスト完備! 隣にはカップホルダーも
フットレスト完備! 隣にはカップホルダーも
可動式ヘッドレストで更に快適に(車両により可動式でない場合も)
可動式ヘッドレストで更に快適に(車両により可動式でない場合も)

また全車両トイレつき。バスの車内中央部分となります。また全席コンセント完備で、気兼ねなく使うことができますよ。フリーWi-Fiは現在一部車両で対応(docomoのみ)、今後順次導入予定となります。

トイレは座席中央部分に
トイレは座席中央部分に
コンセントは1座席に1つずつ
コンセントは1座席に1つずつ


■運行情報

3列独立シート車両を運行しているのは以下の路線です。

リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。

※2019年11月時点で運行している路線です。


プライベートカーテン付き3列独立シート

プリンセスロードはすべてが特別仕様のバス!

東京(渋谷・新宿)~兵庫(姫路・加古川・神戸三宮・三田)間を運行する夜行バス路線「プリンセスロード」では、プライベートカーテン付き&高級感溢れる3列独立シートタイプの車両を導入。最長約10時間かけて毎日運行しています。(京王バス東との共同運行)

その1台当たりのお値段は、なんと家が2軒建つほど! ラグジュアリーな設備をたっぷり詰め込んだ特別バスでありながら、なんと神戸三宮~東京間が最安5,900円。嬉しい驚きがいっぱいのバスなのです。

「プリンセスロード」車両外観
「プリンセスロード」車両外観
車体横には姫路城。夜には光ります!
車体横には姫路城。夜には光ります!

「プリンセスロード」は乗車する前からもうラグジュアリー感がたっぷり。木目調の乗車ステップには人工芝が敷かれ、ステップの角ではキラキラとライトが点灯して、夜の乗車でも足元が見やすいよう配慮されています。階段脇などの内装はシックな格子柄のレザー調。大人のラグジュアリーバスの雰囲気が漂います!

乗車ステップにはなんと人工芝
乗車ステップにはなんと人工芝
内装はレザー風、カーテンにはカーテンレール隠しがありで漂う高級感!
内装はレザー風、カーテンにはカーテンレール隠しがありで漂う高級感!

ちなみにラグジュアリーなバスと聞くと「じゃあ、プリンセス気分で運んでくれるから『プリンセスロード』?」なんて思いませんか? 私はもちろん思いました! でも実はこの名前、「姫路」の直訳だそうな。「姫=プリンセス、路=ロード」…そ、そうきたか!

シートは3列独立タイプ! シート周りにも設備充実

シート列は横3列×縦10列。トイレで2席分を差し引かれ、全部で28席の仕様です。ちょっと特別なのが、先頭から右側の3列に当たる1C~3Cがレディースシートに当たること。レディースシートの予約は電話予約のみでの取り扱いになりますよ。

「プリンセスロード」座席俯瞰
「プリンセスロード」座席俯瞰

乗車する時に一番重要となる座席周りの設備は、一言で言えば至れり尽くせり! ゆったり幅広な足元にはフットレスト・レッグレストがあり、ヘッドレストは可動式で好みの位置に調節可能。

フットレスト、レッグレスト完備!
フットレスト、レッグレスト完備!
ヘッドレストは可動式
ヘッドレストは可動式

プライベートカーテンはなんと座席後ろまでをぐるっと一座席ずつ覆ってくれるタイプで、リクライニング時でも頭の上までプライベート空間を確保してくれるのです。

個別カーテンは座席後ろまでを覆うスタイル
個別カーテンは座席後ろまでを覆うスタイル

前座席後ろのポケットのほか、個別コンセントのすぐ近くにはミニポケットもあり。充電しながらの携帯・スマホを前ポケットに入れておいたら、別のものを取り出す時に充電が抜けて…なんてうっかりをしたことがある方には、このありがたさがわかるはず!

コンセントの他、スマホ・携帯用網ポケットも
コンセントの他、スマホ・携帯用網ポケットも

通常座席とフルリクライニングの比較はこちら。簡易テーブルを出してもこのゆとりがありますよ。座席背もたれのヘッド部分の頼もしい分厚さにも注目です!

通常座席がこちら。この背もたれヘッドの分厚さの安心感!
通常座席がこちら。この背もたれヘッドの分厚さの安心感!
フルリクライニングだとこの通り
フルリクライニングだとこの通り


備品・車内設備

車内で貰える・借りられる備品も豊富。各座席には腰あてクッションと使い捨てスリッパ、毛布あり。可愛いチェック柄の毛布は「プリンセスロード」の名前が刺繍された特別仕様で、140×100cmの大判仕様です。更に実際の乗車時には、お茶とおしぼりも配られますよ。

快眠レベルをぐーんと上げてくれる腰あてクッション
快眠レベルをぐーんと上げてくれる腰あてクッション
i腰あてクッションを座席に設置するとこんな風
腰あてクッションを座席に設置するとこんな風
可愛いチェックの大判毛布はロゴ入りの特別仕様!
可愛いチェックの大判毛布はロゴ入りの特別仕様!
使い捨てスリッパもあり。持ち帰りもOK
使い捨てスリッパもあり。持ち帰りもOK

トイレは、座席中央部分の半地下を降りていくとあります。トイレの中だけでなく外にも洗面所と鏡があるので、ちょっと手だけ洗いたい、なんて時にも便利。

トイレは車内中央に
トイレは車内中央に
トイレの外に洗面所と鏡も
トイレの外に洗面所と鏡も

前方にはモニターがあるので、就寝前・起床後の諸注意や降車のタイミングなどが確認できますよ。車内はフリーWi-Fi完備のほか、空気を除菌してくれるプラズマクラスターも稼働。窓際にはコート掛けもついています。夜行バスなのに眠るのが勿体なくなってしまいますね!

前方モニターで行先や注意表示も確認しやすい!
前方モニターで行先や注意表示も確認しやすい!
フリーWi-Fi完備
フリーWi-Fi完備


■運行情報

「プリンセスロード」を運行しているのは以下の路線です。

リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。

※2019年11月時点で運行している路線です。


※設備は都合により変更されることがあります。
※紹介しているのは基本タイプです。繁忙期などの増発便、車両の整備点検により異なる車両タイプの運行となる場合があります。
※紹介しているシートは、神姫バスの担当便で運行されます。他のバス会社と共同運行している路線は、乗車日によって車両が異なります。

くつろぎ感を選べる神姫バス

神姫バスのバス車両は、乗車時間によって便利さとくつろぎのバランスを取っているのが特徴。短時間の路線なら便利さ重視、長く乗ることになる路線ほどくつろぎ重視と、乗客にとっての使いやすさが第一に考えられているのが嬉しいポイントです。

兵庫と四国・中国地方などを繋いでくれる高速バスや、ラグジュアリーな夜行バス旅をお手頃価格で楽しめる「プリンセスロード」は、どれも兵庫へ行くなら使いたい路線! ぜひ神姫バスでのバス旅を便利に楽しんでくださいね。


(陽月よつか)

情報提供元:バスとりっぷ
記事名:「 高級バス「プリンセスロード」は個別カーテン付き! 神姫バスの4種のシートを全比較。運行路線情報も