大谷の偉業、米メディアも報道＝「またも歴史的シーズン」―米大リーグ

　【ロサンゼルス時事】米大リーグは５日にレギュラーシーズン全日程を終え、ワールドシリーズが始まった１９０３年以降で初めて同一年に規定の投球回数と打席数をクリアしたエンゼルスの大谷翔平選手について、複数の米メディアも報じた。 　大リーグ公式サイトは、ア・リーグトップの奪三振率を誇った大谷の投打での活躍を紹介し、「二刀流のスーパースターにとって、またしても歴史的なシーズンになった」と伝えた。 　ロサンゼルス・タイムズ（電子版）は、同リーグ最多を更新する６２本塁打を放ち、最優秀選手（ＭＶＰ）を争うヤンキースのジャッジと比較。「大谷はベーブ・ルースでさえもできなかったことをやってのけた。２人ともＭＶＰに値する。どちらを選んでも間違いではない」とした。 　ニューヨーク・タイムズ（電子版）も、ジャッジとのＭＶＰ争いに言及し、「ジャッジのライバルは大谷。大谷は投打の両方で規定に達し、二刀流でのスターの階段をさらに上がった」と報じた。　（了）【時事通信社】