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活気づく女子100メートル障害=12秒台の3強が切磋琢磨―陸上


 陸上の女子100メートル障害で、複数の選手による日本記録の更新が続いている。今年4月に青木益未(七十七銀行)が日本記録を0秒01縮める12秒86を出し、7月の世界選手権(米オレゴン州)準決勝で福部真子(日本建設工業)が12秒82。2人とも世界選手権の準決勝で敗退したが、切磋琢磨(せっさたくま)しながら世界との差を詰めようとしている。  寺田明日香(ジャパンクリエイト)が2019年に日本選手初の12秒台となる12秒97をマーク。21年6月に12秒87まで伸ばすと、5日後に青木が同じタイムで並んだ。  福部は今年6月の日本選手権で初優勝を果たし、同月中に日本選手3人目の12秒台に突入。勢いそのままに、世界選手権で日本新をたたき出した。今季だけで自己記録を0秒31も縮めている。  福部が走った準決勝の1組は、トビ・アムサン(ナイジェリア)が12秒12の驚異的な世界新を樹立するなどハイレベルに。日本記録を更新しても8着に終わり、「これでも世界と戦えないのかという壁の厚さを感じた」。好記録は強豪を必死に追いかけた結果と捉えた。  32歳の寺田を含む12秒台の記録を持つ3人は、技術的な助言を惜しむことなく、それぞれを高め合ってきたという。28歳の青木が「すごくいい関係性。だからこそ、どんどん強くなっているのかなと思う」と言えば、26歳の福部も「絶対に(12秒)82は超えてくる。一緒に超えたり抜かされたりできれば、もっと上にいける」。世界での立ち位置を確認した福部と青木は、今月20日のナイトゲームズ・イン福井で直接対決する見込みだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕世界選手権の女子100メートル障害準決勝で力走する福部真子。12秒82の日本新記録をマークしたが、決勝進出はならなかった=7月24日、米オレゴン州ユージン 〔写真説明〕世界選手権の女子100メートル障害準決勝で力走する青木益未=7月24日、米オレゴン州ユージン 〔写真説明〕東京五輪の陸上女子100メートル障害準決勝で力走する寺田明日香=2021年8月、東京・国立競技場
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