注目の「女子３人目」は新谷＝世界陸上マラソン代表

　世界選手権代表の女子は一山、松田に続く「３人目」が注目されていた。そこに入ったのは新谷。東京マラソンで日本歴代６位の２時間２１分１７秒をマークしながら、レース後はトラック種目に戻ることも示唆した。だが、横田真人コーチらとのミーティングで「もう一回、マラソンの日本記録（２時間１９分１２秒）に挑戦したい」と表明。その様子を収めた動画が公開されたばかりだった。 　東京マラソンで目指していた日本記録に届かず、横田コーチは「やり切れなかったところが、きっかけになったのかな」と推し量る。コンディション調整を最優先に、４月中旬からマラソン練習を再開する予定。同コーチは「３０キロ以降のペースアップを前提にメニューを組みたい」と説明した。（了）【時事通信社】