松坂、斎藤氏が学生野球資格回復＝高校、大学で指導可能に

　日本学生野球協会は２日、プロ野球の西武や米大リーグのレッドソックスなどで活躍した松坂大輔氏（４１）、日本ハムでプレーした斎藤佑樹氏（３３）が高校生、大学生を指導するために必要な学生野球資格を回復したと発表した。 　松坂氏らは昨年１２月に資格回復に必要な研修を受講。その後のリポート提出と日本学生野球協会による審査を経て、元プロ野球関係者ら計１４５人が認定された。　 　松坂、斎藤両氏は昨季限りで現役を引退。松坂氏は１９９８年に横浜高のエースとして甲子園春夏連覇を成し遂げた。早稲田実高（東京）出身の斎藤氏は２００６年夏の全国高校野球選手権大会決勝で駒大苫小牧高（北海道）の田中将大投手（現楽天）と投げ合い、優勝を果たした。 　他に元近鉄監督の鈴木啓示氏、元楽天監督の梨田昌孝氏、元西武監督の伊東勤氏、元広島監督の野村謙二郎氏らも学生野球資格を回復した。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕引退記者会見で花束を受け取る西武の松坂大輔投手＝２０２１年１０月１９日、埼玉県所沢市 〔写真説明〕引退会見で笑顔を見せる日本ハムの斎藤佑樹投手＝２０２１年１０月１７日、札幌ドーム