子育て家庭の除菌と手洗い 意識調査:手洗いの意識は高くても 「手を洗う場所」に落とし穴!?
2022年1月6日
エーザイ株式会社 コンシューマーhhc事業部
エーザイ株式会社 コンシューマーhhc事業部(東京都)は、持続型抗菌成分Etak(R)(イータック)を配合した「イータック(R)」シリーズの新製品として「イータック(R)抗菌化スプレーα アルコールタイプ」を8月末に発売しました。これに伴い、ウイルスや菌の拡大が懸念される時期を前に、「子育て家庭の除菌と手洗い」をテーマにした調査を実施しました。
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◆ 「子育て家庭の除菌と手洗い」に関する調査結果と専門家取材 ポイント
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◆ 調査:子育て家庭の除菌と手洗いに関する調査
1. 普段の除菌について92%の親が「対策慣れ」を実感。その反面、60%は「気のゆるみ」も自覚している。
2. 手洗いの意識は向上しても78%が子供の手洗いに「不安・悩み」がある。
十分に実践できているかに加え、「手を洗う前に色々なところに触る」ことも理由に挙がっている。
3. 「手を洗う場所の除菌は重要」と認識している人は84%。大多数が重要性を認識している。しかし、
手を洗う場所の除菌をしている人は37%。63%は実施していない実態が判明した。
◆ 専門家取材: 広島大学大学院医系科学研究科 坂口 剛正教授(ウイルス学)
1. 冬は空気の乾燥によりウイルスが飛散しやすい時期であり、ウイルス対策は自宅に持ち込まないことが重要。
2. 具体的には、帰宅後なるべく早めに手を洗うことと、手を洗う前後に触れるところの除菌や抗菌に留意したい。
3. 手を洗う際の跳ね返りなどでウイルスが洗面台などに飛び散ることもあるため、
「手を洗う場所・環境」の除菌・抗菌対策は、見落としがちだが重要なポイントのひとつ。
⇒ 菌・ウイルス対策には「手洗い」と共に「手を洗う場所」の除菌が重要と認識しながらも
63%は対策をしていないことが判明。
【調査結果】「子育て家庭の除菌と手洗い」に関する意識調査
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◇「子育て家庭の除菌と手洗い」に関する調査 調査概要
・調査対象: 12歳以下の子供と同居している男女 500名 (回答者の性別で均等割付)
スクリーニング調査において、普段、何らかの風邪・感染症対策をしていると回答した方
・調査期間: 2021年10月28日~10月29日
・調査方法: インターネット調査
※リリース内の調査データについて:小数点第1位以下を四捨五入しており、合計値が100%にならない場合もあります。
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ウイルスや菌の拡大が懸念される時期を前にして、その対策や除菌の重要性が増す中、対策の基本である「手洗い」に関しては、多くの人の意識が高まっている様子が感じられます。その一方で、「手を洗う場所」については、手を洗う際の跳ね返りなどで洗面台などにウイルスや菌が飛び散りやすいにもかかわらず、対策をしている人はまだ少ないと考えられます。そこで今回は、「子育て家庭の除菌と手洗い」をテーマとした調査を実施しました。
【1】92%の親が「菌対策に慣れてきた」と実感する反面、60%は「気のゆるみ」も自覚している。
はじめに、除菌に対する意識としては、ほとんどの人が「除菌(菌対策)に慣れてきた」(92%)と感じていることがわかりました。ただし同時に、「除菌(菌対策)について、気がゆるむときがある」(60%)とも感じており、対策に慣れてきたことでの意識の変化がうかがえます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201055701-O5-kAesuVY4】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201055701-O2-vqVOcglY】
その一方で、「子供との生活の中で、除菌(菌対策)について不安や悩みはありますか?」と質問すると、74%が「ある」と回答。具体的な不安・悩みとしては、「効果があるかどうか」(60%)、「対策が十分かどうか」(52%)、「方法が正しいかどうか」(44%)などが上位に並びました。また、子供が未就学児の人は「使用アイテムが安全かどうか」(29%)も比較的回答率が高く、子供の年齢によっても悩みや不安に違いがあることが感じられます。
【2】手洗いへの意識と知識は向上しながらも、78%が子供の手洗いに「不安・悩み」がある。
続いて、「手洗い」の意識と実態について調べました。
まず、手洗いに対する意識としては、「1年ほど前と比較して、自分の手洗いに対する意識は高くなったと思う」(75%)、「自分の手洗いに関する知識・情報は正しいと思う」(78%)と自覚していて、手洗いに対する意識が以前よりも高まっているようです。その反面、78%の親が「子供の手洗いについて不安・悩みがある」とも感じています。具体的には、「手洗い(全体)がしっかり・十分にできているかどうか」(62%)、「手洗いの方法が正しいかどうか」(47%)、「手洗い(洗浄)がしっかり・十分にできているかどうか」(47%)などが上位に挙がりました。 その他、「帰宅後手洗い前に色々な場所に触る」(31%)や「手洗い前に口・顔に手で触れる」(29%)など、手を洗う前にどこかに触れることも一定の人が不安・悩みに感じています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201055701-O12-16iKjSZj】
【3】84%が「手を洗う場所の除菌は重要」と認識。ただし、実際に除菌をしているのは37%。
最後に、「手を洗う場所」の意識について調査しました。「洗面台には、手洗いの際の跳ね返り等で、ウイルスや菌が付着していることがあると知っていますか?」と聞くと、81%が認識している結果となりました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201055701-O3-Aq2uOpsn】
そこで、「正しい手洗いの一環として、手を洗う場所の除菌は重要だということを知っていますか?」と聞くと、84%が「重要だと知っている」と答えたにも関わらず、実際に手を洗う場所の除菌をしている人は37%にとどまっています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201055701-O4-2U20N7hE】
多くの人が「手を洗う場所」の除菌(菌対策)の重要性を認識しているにも関わらず、63%は対策がとれていない実態が明らかになりました。
ちなみに、冬の時期の対策については、「冬は特に体調をくずしやすいので、対策内容や意識を見直したい」(31歳 女性・子供:未就学児)や、「対策に慣れてきたのでもう一度徹底したい」(33歳 女性・子供:未就学児)など、このタイミングであらためて、自分と家族の対策や意識を見直したいといったコメントが多く集まりました。対策に慣れ、気のゆるみや対策の不安を感じている側面はありながらも、この季節はあらためて対策意識を見直すタイミングととらえられているようです。
【専門家取材】冬時期のウイルス・菌対策の考え方と基本、見落としがちなポイントとは?
次に、「水回りの除菌の大切さ」を中心に、これからの季節に注意したい除菌の方法などについて、ウイルス学が専門の広島大学大学院医系科学研究科 教授 坂口剛正先生に話を伺いました。
Q. ウイルスや菌への対策が日常となりつつある中で、冬の時期を前に、注意が必要な点を教えてください。
最近では、多くの人がマスクや手洗い、手指の除菌などのウイルスや菌の対策にも慣れてきていることと思います。
その中で、個人レベルでの対策で重要な点は、「自宅に持ち込まない」ということです。特に冬は、空気の乾燥によりウイルスが飛散しやすくなる時期です。また、気温が下がると人間の免疫も落ちるため、注意が必要です。過敏になりすぎることはありませんが、手洗い、うがいに加えて「持ち込まないこと」を前提とした、家庭内での除菌の見直しや徹底をすることが大切です。
Q. ウイルス・菌対策で、気を付けたいポイントや見落としがちなポイントを教えてください。
「自宅に持ち込まない」という視点で考えると、まずは帰宅してから早めに手を洗うこと。そして、手を洗う前や手を洗っている最中に触れるところの除菌・抗菌対策を行うことがポイントと言えます。
特に気にしたいのは洗面台やその周辺です。手を洗う場所に行くまでに触れるドアノブや、水を出す蛇口。さらに、手を洗う際の跳ね返りなどにより、ウイルスが洗面台などに広範囲に飛び散っている場合もあります。特に、お子さんがいる場合などは、洗面台の中やそのまわりを洗った後の手で触れてしまうこともあるでしょう。
ウイルスは物の表面に付着したあと、意外と長期間生き残っています。水まわりは元々菌やウイルスが繁殖しやすい場所でもありますので、手洗いに対する意識の高さに比べるとあまり知られていないかもしれませんが、手洗いをする場所の除菌・抗菌対策は重要なポイントです。
Q. 子育て家庭の自宅内の除菌について、そのほかに気を付けたいポイントを教えてください。
特にお子さんが小さい場合、自分での手洗いや除菌がまだ難しく、年齢が低いとマスクもしづらいなど、徹底した対策を行うのは非常に大変だと思います。その中で毎日行うことですので、考え方としては、「あらゆるところを除菌する」というよりは、「ポイントを押さえた対策」が大切です。
大前提は先述の「自宅に持ち込まない」という点。まずは、外から帰って手洗いをするまでに触れるドアノブなどの除菌・抗菌は押さえておきたいポイントです。次に、基本である手を洗う場所、洗面台付近などをきれいにしておくこと。それ以外では、触る頻度が多い、または、多くの人が触る場所に加えて、子供が触りそうな場所や高さを見ながら、おもちゃや室内の手すり、ドアノブ、トイレなどを押さえると良いでしょう。
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専門家プロフィール | 坂口 剛正
広島大学大学院医系科学研究科 教授。ウイルス学を専門とし、主としてパラミクソウイルス、インフルエンザウイルスといったRNAウイルスおよびB型肝炎ウイルスの基礎的な研究に加え、消毒剤、抗ウイルス剤の応用的な研究などにも従事。現在は新型コロナウイルスに関する研究にも取り組む。
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水にも強く*、「手を洗う場所」の除菌・抗菌にも。速乾アルコールタイプ登場。抗菌作用が1週間持続する「イータック(R)」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201055701-O10-jyA6gX9f】
持続型抗菌成分Etak(R)(イータック)を配合したエーザイの「イータック(R)」シリーズ。シリーズに新たに加わった「イータック(R)抗菌化スプレーα アルコールタイプ」は、気になるところに「シュッ」として「サッ」と拭くことで、ウイルス・菌を除去、抗菌作用が1週間持続します。水拭きしても作用が1週間続くことから、手を洗う場所だけでなく、水まわりの除菌・抗菌対策としても活用いただけます。また、アルコールタイプであることで、速乾性を高めています。
*水洗いしても取れにくい
■「イータック(R)」ブランドサイト https://etak.eisai.jp/
[製品概要]
●製品名:
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201055701-O11-6DI3nvFf】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201055701-O10-jyA6gX9f】
イータック(R)抗菌化スプレーα アルコールタイプ
●包装・希望小売価格:
本体ボトル 250mL(約800プッシュ) / 1,408円(税込)
つめかえ用 200mL(約640プッシュ) / 968円(税込)
●製品特徴:
ノンアルコールタイプ:無香料・無着色のノンアルコールタイプ
アルコールタイプ:速乾のアルコールタイプ ※乾く速さを弊社製品ノンアルコールタイプと比較
●POINT:
・身の回りの気になるところにスプレーすることで、Etak(R)(持続型抗菌成分)によりウイルスや菌を寄せ付けません。
・水にも強く*水拭きしても作用は1週間続きます。 *水洗いしても取れにくい
・本体容器に比べてプラスチックゴミの量を約85%削減した「つめかえ用」もございます。
・安全性試験評価済み。
※ノンアルコールタイプ:皮膚一次刺激性試験、眼刺激性試験。
※アルコールタイプ:皮膚一次刺激性試験、パッチテスト。
・無着色・塩素系成分不使用。
・菌による気になるニオイを抑えます。
・Etak(R)は、特許取得の持続型抗菌成分です。(特許番号第4830075号)
※本品は医薬品・医薬部外品ではありません。
※全てのウイルス、菌に対して効果があるわけではありません。
※使用状況によっては持続力が異なります。
※効果は噴霧液がついた部分に限られます。
※イータック(R)をガラス板に塗布し、ウイルス・菌に対する1週間後の作用を確認。
※イータック(R)をスプレー後水拭きした机での菌に対する1週間後の作用を確認。
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