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全国新酒鑑評会で4蔵全てが「金賞」受賞、月桂冠「内蔵」「昭和蔵」「大手一号蔵」「大手二号蔵」


2017年5月18日



月桂冠株式会社



全国新酒鑑評会で4蔵全てが「金賞」受賞

月桂冠「内蔵」「昭和蔵」「大手一号蔵」「大手二号蔵」



月桂冠株式会社(社長:大倉治彦、本社:京都府京都市)は、平成28酒造年度の全国新酒鑑評会に、「内蔵」「昭和蔵」「大手一号蔵」「大手二号蔵」、4蔵の新酒を出品したところ、その全てが「金賞」を受賞しました。同鑑評会の金賞は、入賞酒の中でも特に優秀と認められたものに授与されるものです。今年は全国から860点が出品され、そのうち金賞は242点が受賞しています。

当社が創業380年、会社設立90周年を迎えた記念すべき本年、出品した4蔵全てが「金賞」を受賞することができました。



全国新酒鑑評会は、全国規模で新酒の出来栄えを、最高の技で競い合う唯一のコンテストです。1911年(明治44 年)に第1 回が開催されて以来の歴史があり、今日まで続いています。全国の酒造家が、鑑評会を最高峰の目標として、技術の粋を結集して挑戦し、金賞の受賞を目指します。現在、独立行政法人酒類総合研究所(旧・国税庁醸造研究所)と日本酒造組合中央会が共催し、毎年「日本酒フェア」として、一般公開で金賞酒・入賞酒のきき酒会が実施されています。酒愛好家、飲食・販売業者からの注目度も高いものとなっています。



月桂冠は、1911年(明治44年)開催の第1回鑑評会の第1位になり、その後も優秀な成績をおさめ、1929年(昭和4年)には1位から3位まで独占しました(現在、順位は公開されていません)。ほかにも出品した数々の品評会で上位に入賞し、品質第一を旨とする月桂冠の酒銘が全国に知られていきました。

第二次世界大戦後、月桂冠では全国新酒鑑評会への出品を長らく控えていましたが、昭和55酒造年度から再開、その年に「金賞」を受賞することができました。以来、月桂冠の各蔵から出品を継続し、金賞の延べ受賞数では群を抜いています。特に、平成3酒造年度と平成4酒造年度、平成8酒造年度など、出品した7蔵(大手一号蔵、大手二号蔵、昭和蔵、北一号蔵、北二号蔵、内蔵、灘蔵)全てが金賞を受賞したこともありました。

現在では、月桂冠の4つの酒造蔵(大手一号蔵、大手二号蔵、内蔵、昭和蔵)から出品を継続しており、平成15酒造年度、平成19酒造年度、平成24酒造年度、平成26酒造年度、今回の平成28酒造年度において、出品した全ての酒蔵で金賞を受賞しています。



※酒造年度とは

7月1日から翌年6月30日までの1年間を酒造年度(BY=Brewery Year)といいます。

清酒、しょうちゅう(単式蒸留焼酎)、みりん、果実酒の業界がこの期間を使用し、各メーカーでは、生産計画や醸造の年度の区切りとしています。



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