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18日の香港市場概況:ハンセン0.9%高で続伸、科技指数は1.8%上昇


18日の香港市場は、主要58銘柄で構成されるハンセン指数が前日比242.68ポイント(0.85%)高の28801.27ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が56.72ポイント(0.54%)高の10646.39ポイントとそろって続伸した。売買代金は2055億300万香港ドルに拡大している(17日は1402億5800万香港ドル)。


米ハイテク株高が好感される流れ。昨夜の米株市場では、米10年債利回りが低下する中、株価の割高感が薄れたハイテクなど高PER(株価収益率)のグロース(成長)株が物色された。ナスダック指数は再び最高値に接近している。香港の雇用指標上振れもプラス。香港政府統計処が17日発表した2021年3〜5月期の失業率(速報値、季節調整済み)は6.0%と、約1年ぶりの低水準となった。(亜州リサーチ編集部)


ハンセン指数の構成銘柄では、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が9.4%高、太陽光発電用ガラス基板メーカーの信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス:968/HK)が8.7%高、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が6.9%高と上げが目立っている。薬明生物は最高値を更新した。


「ニューエコノミー」関連銘柄も急伸。ITやハイテクなどで構成されるハンセン科技指数は1.8%高と他の主要指数をアウトパフォームした。主要な構成銘柄では、上記した舜宇のほか、美団(メイトゥアン:3690/HK)が3.7%高、京東集団(JDドットコム:9618/HK)が3.5%高と値を上げている。


スポーツ用品セクターも高い。中国動向(3818/HK)が12.2%、安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ:2020/HK)が6.4%、361度国際(1361/HK)が6.2%、特歩国際HD(Xtep:1368/HK)が5.6%、李寧(リーニン:2331/HK)が1.5%ずつ上昇している。安踏と特歩、李寧は上場来高値を連日で切り上げた。大型スポーツイベントを控え、売上増の期待が高まっている。東京オリンピックの開催や、22年の北京オリンピックが視野に入ったことを引き続き材料視した。また、安踏は2021年6月中間期の業績について、純利益が前年同期比で110%超の伸びを示すとの見通しを明らかにしている。


自動車セクターもしっかり。長城汽車(2333/HK)が6.9%高、吉利汽車HD(175/HK)が5.3%高、比亜迪(BYD:1211/HK)が4.2%高、広州汽車集団(2238/HK)が3.1%高、北京汽車(1958/HK)が3.0%高、東風汽車集団(489/HK)が2.5%高で取引を終えた。中国汽車工業協会で常務副会長を務める付炳鋒氏は18日、国内の新エネルギー車販売台数が今後5年にわたり、年平均40%以上の高成長を維持するとの見通しを示している。


半面、原油安が嫌気され、石油や石炭、天然ガスなどエネルギー関連は安い。中国石油化工(サイノペック:386/HK)が3.9%、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が2.5%、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が2.0%、中国中煤能源(1898/HK)が5.8%、中国神華能源(1088/HK)が3.2%、中国燃気HD(中国ガス:384/HK)が12.3%、華潤燃気HD(華潤ガス:1193/HK)が3.4%ずつ下落した。中国ガスに関しては、湖北省十堰市で今月13日に発生したガス爆発事故の余波も不安視されている。同市政府は18日、事故調査の進ちょく状況を報告。事故が発生した天然ガスパイプラインは、中国ガスの非全額出資子会社、「十堰東風中燃城市燃気発展有限公司」が所有するもので、設備管理の上で重大な欠陥があったと指摘した。


一方、本土市場は小反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.01%安の3525.10ポイントで取引を終了した。石油・石炭株が安い。食品飲料株、鉄鋼株、産金株、銀行・保険株なども売られている。半面、自動車株は高い。半導体株、医薬品株、証券株、海運株なども買われた。

亜州リサーチ(株)


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