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17日の香港市場概況:ハンセン0.1%安で6日ぶり反落、自動車セクターは続伸


17日の香港市場は小幅に値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比26.45ポイント(0.09%)安の28593.17ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が17.61ポイント(0.16%)安の10847.91ポイントとそろって6日ぶりに反落した。売買代金は600億2100万香港ドルとなっている(16日は655億7900万香港ドル)。

米中貿易摩擦の長期化懸念が再燃。トランプ米大統領は16日、中国との通商合意には時間がかかると指摘したうえで、「必要なら中国製品3250億米ドル相当に追加関税をかける」と述べた。昨夜の米株や原油先物が売られた流れを継いでいる。

ただ、中国の政策期待が根強く、下値は限定的。李克強首相は16日の声明で、上期の経済指標には一部で改善傾向がみられたものの、中国経済を取り巻く環境は依然として厳しいと説明し、「必要に応じて政策を調整する」と強調した。

ハンセン指数の構成銘柄では、ブタ肉生産で世界トップの万洲国際(WHグループ:288/HK)が1.9%安、石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が1.8%安、医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)が1.5%安、香港系不動産の九龍倉置業地産投資(1997/HK)が1.2%安と下げが目立った。

業種別では、医薬品がさえない。上記した石薬集団のほか、四環医薬HD集団(460/HK)が1.7%、微創医療科学(853/HK)が0.9%、中国生物製薬(1177/HK)と広州白雲山医薬集団(874/HK)がそろって0.7%、中国神威薬業集団(2877/HK)が0.6%ずつ下落した。

半面、中国自動車セクターには買いが継続。華晨中国汽車HD(1114/HK)が4.8%、吉利汽車HD(175/HK)が3.0%、広州汽車集団(2238/HK)が2.1%、長城汽車(2333/HK)が1.6%、東風汽車集団(489/HK)が1.5%ずつ値を上げた。

一方、本土市場は小幅ながら続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.20%安の2931.69ポイントで取引を終えた。時価総額上位の銘柄群が下げを主導する。医薬品株の一角、産金株、メディア関連株、エネルギー株なども売られた。半面、ハイテク株は高い。不動産株、運輸株、自動車株、鉄鋼株も買われた。

【亜州IR】



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