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いちご---デジタル不動産事業「いちご・レジデンス・トークン-麻布・白金・日本橋-」を組成、販売開始


いちご<2337>は11日、ブロックチェーンを基盤とする、安全性に優れたセキュリティ・トークンを活用したデジタル不動産事業を開始し、第1号として、都内レジデンス3物件を投資対象不動産とした「いちご・レジデンス・トークン−麻布・白金・日本橋−」を組成し、販売を開始したことを発表。

同社は、長年培ってきた不動産ノウハウを最大限活用し、子会社である「いちごオーナーズ」を通じて、不動産特定共同事業スキームを活用した「いちごオーナーズビルシェア」の提供を開始しており、続けて「いちご・レジデンス・トークン」という新たな投資商品を組成した。金融商品取引法のもとに規制されるとともに、ブロックチェーンにて権利が管理されることで、データの改ざんが極めて困難な安全性に優れた投資商品であり、少額から投資が可能な商品であることから、これまでプロの投資家に限定されていた投資機会を個人投資家にも提供する。同社は、デジタル不動産の市場規模の拡大成長を見込み、早期参入することで市場におけるプレゼンス向上を図るとのこと。

第1弾となる投資対象不動産は、いちごオーナーズが仕入と商品化をした「GRAN PASEO麻布十番」、「GRAN PASEO白金高輪」、「GRAN PASEO日本橋箱崎町」。同物件をデジタル不動産化した「いちご・レジデンス・トークン-麻布・白金・日本橋-」の募集はSBI証券が務め、ブロックチェーン基盤のセキュリティ・トークン「Progmat(プログマ)」は三菱UFJ信託銀行株式会社が提供する。
情報開示は専用サイトにて行ない、情報提供の透明性を確保していく。専用サイトは、運用開始日にオープンを予定している。

発行価額の総額は、15.64億円、運用資産の総額は51.89億円、運用期間は約5年1か月を予定している。2023年2月期の同社連結業績において51.00億円の売上高を計上する予定としている。

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