川辺<8123>は14日、2018年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比5.1%減の162.81億円、営業利益が同49.0%減の3.80億円、経常利益が同38.0%減の4.89億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同49.8%減の3.23億円となった。

身の回り品事業は、ハンカチーフについては、衣料品全般の市場が低迷する中、同様に厳しい環境下にあり、主要取引先である百貨店等において、新たな機能・効能商材や新ブランド投入、イベント提案等により、市場占有率の向上を図ったが、基幹ブランドのライセンス契約終了や、インバウンド消費動向の変化に加え、地方・郊外の百貨店の閉店も重なり、前期比5.5%減となった。
スカーフ・マフラーについては、通年で本アイテム市場全般が回復傾向にあり、特に第3四半期以降は本格的な冷え込みから、売上構成比の高い秋冬物商品全般が好調に推移したことに加え、主要販売先である百貨店に、コンセプトを明確にしたオリジナル企画商品を積極的に提案した結果、イベント開催での売場拡大が功を奏し、前期比6.5%増となった。
タオル・雑貨については、テレビ通販のタオルが苦戦したが、雑貨商材の販売が好調に推移したことから、前期比0.1%減となった。
この結果、身の回り品事業の売上高は、売上構成比の高い主力商材であるハンカチーフの販売不振が大きな要因となり前期比3.1%減となった。

フレグランス事業は、百貨店において新たなメゾンブランドを導入したことや、直営店舗において新規出店を行い、売上拡大が図れたものの、売上構成比の高いホールセールにおいて、主力商品であるラグジュアリーブランド商品の売上不振が響き、フレグランス事業全体の売上高は前期比16.7%減となった。

利益面は、身の回り品事業におけるハンカチーフの売上と、フレグランス事業におけるホールセールへの売上が低調に推移したことから、全事業では、売上総利益は前期比4.3%減となった。販売管理費は、人件費や物流コスト等の上昇及び、直営店舗出店による経費増から、前期比1.7%増となり、全事業としては前期と比べ、営業利益、経常利益も減益となった。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比2.0%増の166.00億円、営業利益が同23.7%増の4.70億円、経常利益が同20.7%増の5.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.3%増の3.40億円としている。


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情報提供元:FISCO
記事名:「川辺---18/3期は売上高が162.81億円、19/3期は2ケタ営業増益を見込む