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新興市場銘柄ダイジェスト:ロコンドが急伸、カイノスはストップ高


<4736> 日本ラッド 1387 +300
ストップ高。台湾のAdvantech Co., Ltd.と資本業務提携すると発表している。Advantechに対し新株式85万株を発行するほか、自己株式15万4310株を処分する。Advantechは総議決権の19.00%を保有する第2位株主となる。日本市場におけるIIoT(産業分野におけるIoT)分野でのビジネス領域を拡大することを目指す。なお、同時に18年3月期業績の下方修正も発表している。


<8927> 明豊エンター 766 +88
大幅続伸。近畿産業信用組合より新規の融資を受け、収益用不動産を取得すると発表している。東京都豊島区南大塚の土地・建物で、守秘義務契約により売主や仕入価格については非公表としている。株価は3月16日に年初来高値1022円を付けてから調整していたが、足元で下げ一服となっていた。不動産取得・売却のリリースが相次いでおり、業績期待が改めて高まった面もあるようだ。


<9651> 日プロ 797 -71
急反落。17年6月-18年2月期(第3四半期累計)決算とともに、18年5月期業績予想の上方修正を発表。第3四半期累計の営業利益は前年同期比71.2%増の4.33億円で着地。また、通期営業利益見通しは従来の4.30億円から4.80億円(前期比17.7%増)へと引き上げた。ただ、17年6-11月期を営業利益3.20億円(前年同期比2.5倍)と順調に通過しており、市場の期待は一段と高かったようだ。


<4556> カイノス 851 +150
ストップ高。血栓性血小板減少性紫斑病の診断補助として体外診断用医薬品の承認を取得したADAMTS13活性測定キット「ADAMTS13-act ELISA 「カイノス」」が、日本血液学会の要望から医療技術評価分科会の検討を経て、平成30年度の診療報酬改定において4月1日付けで保険適用されたと発表している。


<4875> メディシノバ 1352 +112
急伸。MN-001(タイペルカスト)の高中性脂肪血症を伴うNASHおよびNAFLDを適応とするフェーズ2臨床治験の中間解析において極めて良好な結果が認められたため、治験を早期終了することを決定したと発表。治療8週間で主要評価項目である「血清中性脂肪値」が統計学的に有意に減少。最も重要な主要評価項目を満たしたことから、速やかに次のステップに進む準備に着手するとしている。


<3979> うるる 2958 +346
急伸。子会社のうるるBPOが弁護士ドットコム<6027>と業務提携したと発表。提携により、Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」において、締結済み契約書をスキャナーで取り込みデジタル化する「クラウドサインSCAN」サービスを開始するようだ。BPOサービス領域で豊富な取引先や実績を持つうるるBPOが契約書のスキャン代行を行い、両社で締結済み契約書のデジタル化を推進する。


<3558> ロコンド 1404 +79
後場に急伸。速報値ベースの3月EC受注高(返品・キャンセル前のオーダー金額)が過去最高となる10.88億円になる見通しだと発表。3月の受注高がセール期の1月を上回ったのは史上初となるようだ(事業開始年度は除く)。好調の要因としては、10日から開始したテレビCMを一因として挙げつつ、品揃え・在庫の強化、CRMやアプリによるリピーター顧客の増加等によるものとしている。




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