■サイバーコム<3852>の今後の見通し

2017年12月期通期については9ヶ月の変則決算となるが、売上高が7,500百万円、営業利益は380百万円、経常利益は390百万円、当期純利益は260百万円を予想している。変則決算のため単純比較はできないが、前期の第3四半期累計値と比較してみると、売上高は前年同期比5.8%増であるが、利益指標は前年同期比20%~25%減となっている。通信ソフトウェア開発において大手通信事業者の設備投資減の影響はあるものの、車載システム関連の制御ソフトウェア開発や企業向け業務ソフトウェア開発が好調で、全体の売上高は伸長するものとみている。一方、利益面では、通信ソフトウェア開発から他分野への一時的な要員転換や新規分野の技術者人材確保にかかる採用コストの増加、前期末に実施した自社ビル取得にかかる費用増などを見込んでいると考えられる。第2四半期累計時点での通期予想比の進捗率は、売上高・利益とも70%を超過し順調であるため、通期計画値を達成することは問題ないだろう。期末にかけては、システムの不具合・納期管理などに注意するとともに、2018年12月期へ向けた好調分野への要員確保などに注力するとのことである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)

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情報提供元:FISCO
記事名:「サイバーコム Research Memo(8):2017年12月期通期は9ヶ月変則決算も計画どおり達成見込み