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欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、ドル売り圧力も日銀政策にらみ円買い後退


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、ドル売り圧力も日銀政策にらみ円買い後退 14日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め休止の見方から、ドル売り圧力が強まる見通し。一方、日銀の今後の政策方針を見極めようと、過度な円買いは抑制されそうだ。

前日発表された米生産者物価指数(PPI)は予想を下回り、インフレ鎮静化が示された。また、連邦公開市場委員会(FOMC)で公表された当局者による金利見通しは低下。パウエルFRB議長の予想外にハト派寄りのスタンスに金利安・ドル安が進みユーロ・ドルは1.09ドルに接近、ドル・円は142円半ばに値を下げた。本日アジア市場で日本国債入札の不調による円買いにより、ドル・円は140円を割り込む場面もあった。

この後の海外市場はFRBの政策方針を消化する展開。パウエル氏はこれまでの利上げの効果によりインフレを抑制しつつあることを認めるとともに今後の利下げも示唆し、ドル売り圧力は続く。今晩の小売売上高が低調なら緩和も意識されやすい。ただ、欧州中銀(ECB)理事会で早期利下げ観測が広がればユーロ売り優勢でドルの下げは抑制される。また、日銀の政策決定を見極めるムードで円買いは小幅にとどまるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・17:30 スイス中銀が政策金利発表(1.75%に据え置き予想)
・21:00 英中銀が政策金利発表(5.25%に据え置き予想)
・22:15 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(4.50%に据え置き予想)
・22:30 米・11月小売売上高(前月比予想:-0.1%、10月:-0.1%)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.0万件、前回:22.0万件)
・22:30 米・11月輸入物価指数(前月比予想:-0.8%、10月:-0.8%)
・22:45 ラガルドECB総裁会見
・24:00 米・10月企業在庫(前月比予想:-0.1%、9月:+0.4%)

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