10日の日本国債市場概況：債券先物は144円54銭で終了

*17:20JST 10日の日本国債市場概況：債券先物は144円54銭で終了 ＜円債市場＞
長期国債先物2023年12月限
寄付144円47銭 高値144円55銭 安値144円40銭 引け144円54銭
売買高総計20045枚

2年　454回 　0.107％
5年　162回 　0.422％
10年 372回 　0.849％
20年 186回 　1.552％

債券先物12月限は、144円47銭で取引を開始。米国の低調な30年債入札やパウエルFRB議長の追加引き締め言及による金利上昇にともない売りが先行し、144円40銭まで下げた。その後、米10年債利回りが4.65％台へ上昇後、4.60％台まで低下するなかで買いが優勢になり、144円55銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が売られた。

＜米国債概況＞
2年債は5.01％、10年債は4.60％、30年債は4.72％近辺で推移。
債券利回りはやや低下。（気配値）

＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は2.68％、英国債は4.30％、オーストラリア10年債は4.62％、NZ10年債は5.12％。（気配値）

[本日の主要政治・経済イベント]

＜海外＞
・21:30　ローガン米ダラス連銀総裁講演（ECBマネーマーケット会議）
・23:00　ボスティック米アトランタ連銀総裁講演（経済的流動性）
・24:00　米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値（予想：63.8、10月：63.8）

（海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間）

＜KK＞