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欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米国の経済指標や銀行決算にらみも買戻し


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米国の経済指標や銀行決算にらみも買戻し 14日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。今晩発表される米国の経済指標や銀行決算も悪化が見込まれ、引き締め後退の思惑からドル売り先行の見通し。ただ週末を控え、ドルは安値圏で買戻しが入る可能性もあろう。

前日の取引で欧州中銀(ECB)当局者が利上げ継続の可能性に言及し、ユーロ買いが先行。また、この日発表された米国の生産者物価指数(PPI)は伸びが大幅に鈍化し、年内利下げ観測によりドル売りが強まった。ユーロ・ドルは1.10ドル台に浮上、ドル・円は132円付近に軟化している。ただ、本日アジア市場で米2年債利回りの下げ渋りでドル売りはいったん収束し、ドル・円は132円前半から小幅に値を戻した。

この後の海外市場は米国の経済指標や銀行決算が材料視される。今晩の小売売上高は前回同様にマイナスとみられ、消費の減退が示される見通し。また、ミシガン大学消費者信頼感は期待インフレの低下が予想され、物価高の沈静化を想定したドル売りに振れやすい。一方、先月の中堅行の経営破たんで金融機関の業績低迷が警戒される。ただ、ドルはリスクオフのムードで選好されるほか、週末に向けた調整の買戻しが見込まれる。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・3月小売売上高(前月比予想:-0.4%、2月:-0.4%)
・21:30 米・3月輸入物価指数(前月比予想:-0.1%、2月:-0.1%)
・21:45 ウォラー米FRB理事討論会参加(経済見通し)
・22:15 米・3月鉱工業生産(前月比予想:+0.2%、2月:0.0%)
・22:15 米・3月設備稼働率(予想:79.1%、2月:79.1%←78.0%)
・23:00 米・4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:62.0、3月:62.0)
・23:00 米・2月企業在庫(前月比予想:+0.3%、1月:-0.1%)

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