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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米FRBの引き締め継続でドル買戻しも


14日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅縮小も、金利見通しが上方修正されればドルは買戻し先行の見通し。また、欧州通貨が失速すればドルは下げづらい展開となりそうだ。

前日発表された米消費者物価指数(CPI)は2カ月連続で予想を下回ったことから、インフレのピークアウトにより連邦準備制度理事会(FRB)が引き締め方針を緩めるとの思惑が広がった。それを受けた米10年債利回りの低下でドル売りが先行し、ユーロ・ドルは1.0670ドル台に浮上、ドル・円は134円60銭台に軟化した。ただ、本日アジア市場で米金利は小幅に持ち直し、ドル売りは後退。ドル・円は135円半ばを中心に推移した。

この後の海外市場はFOMCの政策決定が焦点。FRBは0.50%に利上げ幅を縮小するものの、金利見通しを示すドット・チャートの中央値が上方修正されれば、引き締め継続期待で金利高・ドル高に振れやすい。また、欧州中銀(ECB)や英中銀(BOE)で追加利上げが見込まれるものの、先行き不透明感から欧州通貨は買いづらく、ドル選好地合いが見込まれる。ドル・円は日米金利差が維持されるため、前日の下げを巻き戻す展開となりそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 南ア・11月消費者物価指数(予想:+7.5%、10月:+7.6%)
・19:00 ユーロ圏・10月鉱工業生産(前年比予想:-1.5%、9月:+0.9%)
・22:30 米・11月輸入物価指数(前月比予想:-0.5%、10月:-0.2%)
・04:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表(政策金利は0.50ポイント引き上げ予想)
・04:30 パウエル米FRB議長会見

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