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9日の米国市場ダイジェスト:NYダウ305ドル高、景気回復期待


■NY株式:NYダウ305ドル高、景気回復期待

米国株式市場は続伸。ダウ平均は305.28ドル高の35768.06ドル、ナスダックは295.92ポイント高の14490.38で取引を終了した。NY州が室内でのマスク着用義務化を撤廃、英国でもコロナ規制全廃を計画しているなど、世界経済の回復期待に寄り付き後、上昇。また、アトランタ連銀のボスティック総裁がインフレが今後鈍化する見通しを示すなど、インフレを巡る楽観的な見方も支援し、終日堅調に推移した。金利も低下したため、ハイテクも上昇。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、家庭・パーソナル用品が小幅下落した。

配車サービスのリフト(LYFT)やファーストフードレストランのフランチャイズ事業を展開するヤム・ブランズ(YUM)は好決算が好感され、軒並み上昇。携帯端末のアップル(AAPL)は店の決済端末として活用できる新しい機能を発表し、買われた。一方、ドラックストアチェーンを運営するCVSヘルス(CVS)は第4四半期決算でコロナ検査薬やワクチンの需要急増で良好な結果を発表も、見通しに失望し、下落。

エンターテインメントのディズニー(DIS)は取引終了後に四半期決算を発表。内容が予想を上回ったほか、動画配信のディズニープラスの新規加入者も予想を上回り、時間外取引で上昇している。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:ドル強含み、米国金利の先高観は後退せず

9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、115円38銭から115円56銭まで上昇し、115円54銭で引けた。1月米消費者物価指数(CPI)への警戒感に加え、12月卸売在庫改定値の伸びが速報値から予想外に上方修正されたほか、メスター・クリーブランド連銀総裁やボスティック米アトランタ連銀も年内数回の利上げを支持する方針を示したためドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1448ドルまで上昇後、1.1420ドルまで反落し、1.1424ドルで引けた。ユーロ・円は132円16銭まで上昇後、131円90銭まで反落。ポンド・ドルは1.3586ドルから1.3527ドルまで下落。英中銀のチーフエコノミスト、ピル氏が利上げを巡り積極的なアプローチを警告したほか、英警察が首相官邸でのコロナ規制違反捜査で50人超に質問状送付との報道を受けて政局不安もポンド売り材料となった。ドル・スイスは0.9222フランまで下落後、0.9247フランまで上昇した。


■NY原油:やや反発で89.66ドル、原油在庫の減少を意識した買いが入る

NY原油先物3月限は、やや反発(NYMEX原油3月限終値:89.66 ↑0.30)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+0.30ドルの89.66ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは88.41ドル-90.58ドル。ニューヨーク市場の序盤にかけて88.41ドルまで下落したが、原油在庫の減少が報告されており、ニューヨーク市場の中盤にかけて90.58ドルまで買われた。通常取引終了後の時間外取引では主に90ドルを挟んだ水準で推移。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  49.28ドル   -0.10ドル(-0.20%)
モルガン・スタンレー(MS) 108.73ドル  +2.38ドル(+2.24%)
ゴールドマン・サックス(GS)374.53ドル  +4.43ドル(+1.20%)
インテル(INTC)        49.91ドル   +1.10ドル(+2.25%)
アップル(AAPL)        176.28ドル  +1.45ドル(+0.83%)
アルファベット(GOOG)    2829.06ドル +44.80ドル(+1.61%)
フェイスブック(FB)     232.00ドル  +11.82ドル(+5.37%)
キャタピラー(CAT)      203.60ドル  +2.10ドル(+1.04%)
アルコア(AA)         71.91ドル   +1.94ドル(+2.77%)
ウォルマート(WMT)      137.69ドル  -0.30ドル(-0.22%) <ST>
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