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海外市場での注目点~投資の学校(高井ひろえ)


こんにちは、フィスコマーケットレポーター高井ひろえの「投資の学校の気になるレポート」です。投資の学校グループの戸松信博先生のコラムについて興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

さて、本日ご紹介するコラムでは、戸松先生が『史上初の米朝首脳会談を前に・・・』という記事でご自身の意見を述べています。

まず冒頭で、戸松先生は、米国相場について振り返っています。まず先週の週初の動きについて、『ナスダックが3日連続で過去最高値を更新し、ボラティリティー指数(VIX)は下げる』というリスクオンの様相となったと説明。一方、週間を通しては、ダウ平均が+2.77%、S&P500指数は+1.62%高であったのに対し、ナスダックの上昇幅は+1.21%と、主要3指数の中では最も見劣るものになったと伝えます。ナスダックは3月に高値を僅かに超えたところから下がりましたが、今回こそは一段高になるのか注目しているとのことです。

先週の後半には、『中国の通信機器大手ZTEに対する制裁が和解に向かったとする報道』がありました。これを受けて、『ZTEに部品を直接供給する米企業株は大きく反発しています』と解説。というのも、ZTEに対する厳しい制裁が発動された頃から、中国や香港市場は調整が目立ち、同時にダウなど米大型株も米中対立を懸念して調整してきたという背景があったからだとのことです。ただ、『香港では、米超党派議員が和解を阻止する動きも懸念され、依然通商問題は重しとなっている模様です』と話しています。

最後に、戸松先生は、『今後の相場にも注目ニュースはいくつもありますので、ポイントをしっかりとおさえ、チャンスを逃さないように準備をしていきましょう』と締めくくっています。

注目ニュースといえば、連邦公開市場委員会(FOMC)では大方の予想通り、政策金利が引き上げられました。また、労働市場、雇用情勢が引き続き堅調に推移しており、今年についてはあと2回、合計4回の利上げを予測しているとしています。これも一要因となり、13日のダウ平均は続落、そして14日の日本株も下落となりました。このように、日本株を見る上でも海外市場の動向は重要です。戸松先生のお伝えしているポイントもしっかりと押さえながら、海外市場を注視していきたいです。

なお、上記の記事の詳細コメントは、株式会社ファイナンシャルインテリジェンスが運営している「投資の学校プレミアム」の6月12日付のコラムである『史上初の米朝首脳会談を前に・・・』にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

高井ひろえの「気になるレポート」は各種レポートを高井ひろえの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ




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