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個人投資家株ファイター:元号関連銘柄【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株ファイター」氏(ブログ「株ファイターの株報道」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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2017年11月9日10時に執筆

日本では、天皇陛下が退位の意向を示されたことで、生前退位などの議論が活発化した。その後、平成を30年で終わりとする案が出されており、改元の時期が近付いていることになる。改元となれば、印刷、システム開発等の分野に追い風が吹くと考えられる。

■改元の時期が定まれば関連銘柄に先行して資金流入の可能性
改元は天皇が崩御された後に行われてきた。しかし、今回の改元は今上天皇の退位によるもので、改元の時期が事前に定められることとなる。
改元の時期が確定すれば、関連銘柄に先行して資金流入する可能性がある(FISCO追記:政府は19年4月1日で最終調整とのこと)。すでに、天皇陛下が生前退位の意向を示されて以降、改元につながる議論が盛り上がった際に、元号関連銘柄への資金流入が見らたぞ。今後、改元について最終調整が終了すれば、改めて元号関連銘柄への注目度は高まるだろう。また、改元時期だけでなく、次の元号に関する報道がなされた際にも、関連銘柄に関心が向かう可能性があるぜ。

■紙幣・硬貨の変更にも期待
改元と合わせて、紙幣や硬貨のデザインが変更される可能性もある。普及には失敗したものの、西暦2000年の区切りでは2,000円札が新造された。紙幣の新造はないにせよ、改元を1つの区切りとして、500円玉を除いて長らく変更されていない硬貨のデザインが変更されたり、最新の偽造防止技術を導入して紙幣が更新されたりすることも考えられる。
紙幣や硬貨が変更されることになれば、貨幣読み取り装置の仕様変更が必要となることが想定される。貨幣読み取り装置メーカーの業績にとっては非常に強い追い風が吹くことになるはずだ。また、東京五輪を控えている他、足元で訪日外国人観光客が増えていることもあり、より「日本らしさ」を感じられるようなデザインに変更される可能性も否定できないぜ。

■株ファイターオススメの元号関連銘柄

<7946>光陽社
オフセット印刷ビジネスに取り組んでいる。電子書籍作成サービスを提供するなど、時代の変化にも対応しつつある。小型株のため、テーマ性が意識されれば株価が急騰しやすい。足元の業績は安定感こそ欠いているものの黒字を継続している。

<7919>野崎印刷紙業
タグやラベルなどのの製造も手がける。元号が変わればラベルを再印刷する必要が生じるなどして需要増が期待できる。業績は黒字が続いており、配当も出している小型株のため、個人投資家にも手掛けやすい銘柄の1つと言えるだろう。

<7851>カワセコンピュータサプライ
データ処理や商業印刷ビジネスに取り組んでいる。元号関連銘柄には印刷銘柄や情報処理銘柄が挙げられるが、カワセコンピュータサプライは印刷・情報処理の双方に取り組んでいることから、関連銘柄として注目されやすいと個人的にみている。

■一言
元号関連銘柄は、天皇陛下の退位時期が近付いていることから注目を集めている。関連銘柄には小型株が多く、値動きの軽さにも期待できる。

その他にも、話題のテーマ株であるIoT関連、人工知能関連、フィンテック関連、ドローン関連、自動運転関連、TPP関連、バラスト水処理関連、トランプ関連や個人的に注目しているリニア中央新幹線関連、ロボット関連、リチウムイオン電池関連、ZMP関連などの情報を無料で公開しているから、興味があったら【株ファイターの株報道】と検索だ!

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執筆者名:株ファイター
ブログ名:株ファイターの株報道




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