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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は小幅反落、材料株中心とはいえ、センチメントはそれ程悪くなさそう


24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は小幅反落、材料株中心とはいえ、センチメントはそれ程悪くなさそう
・ドル・円は109円20銭、伸び悩み、ジャクソンホール会合控え様子見
・値下がり寄与トップは電通、同2位は東エレク


■日経平均は小幅反落、材料株中心とはいえ、センチメントはそれ程悪くなさそう

日経平均は小幅に反落。25.84円安の19408.80円(出来高概算6億5000万株)で前場の取引を終えた。23日の米国市場は、米大統領の「政府閉鎖」発言で政策運営への懸念から売りが先行となるなか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の19345円となった。朝方はこれにサヤ寄せする格好から、売りが先行している。ただし、日経平均は寄付き直後につけた19366.26円を安値に、その後は下げ幅を縮めている。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは鉱業、化学、不動産、非鉄金属、ガラス土石、繊維がしっかり。半面、鉄鋼が大きく下げているほか、証券、海運、陸運、情報通信が小安い。指数インパクトの大きいところでは、電通<4324>、東エレク<8035>、京セラ<6971>、ファナック<6954>が重し。

日経平均は売り先行で始まったが、その後は前日終値水準でのこう着をみせている。北朝鮮は明日25日に「先軍節」を迎え、新型のSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射が警戒されており、様子見姿勢が強まっている。一方で、週末に開催される金融・経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)への思惑から、下値は堅い。

後場もこう着感の強い相場展開になろうが、このところは調整局面においても値上がり数が上回っている状況が散見されており、薄商いのなかをインデックス売買によって指数インパクトの大きい値がさの一角が振らされている状況。中小型株などへの物色意欲は根強く、個人主体の材料株中心とはいえ、センチメントはそれ程悪くなさそうである。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル・円は109円20銭、伸び悩み、ジャクソンホール会合控え様子見

24日午前の東京外為市場で、ドル・円は伸び悩み。今日から始まる米ジャクソンホールの年次会合を控え、様子見ムードが広がった。

ドル・円は108円後半で寄り付いた後、日経平均株価の下げ幅縮小を手掛かりに、リスク回避的なドル売り・円買いが後退し、ドルは109円24銭まで上昇した。ただ、具体的な材料が乏しく、その後は伸び悩む展開に。

ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏での推移が続き、目先の日本株安の継続を警戒した動きが見込まれる。引き続き様子見ムードのなか、リスク選好的なドル買い・円売りは小幅にとどまりそうだ。

12時23分時点のドル・円は109円20銭、ユーロ・円は128円86銭、ポンド・円は139円62銭、豪ドル・円は86円25銭で推移している。

(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・メディアGL<6659>やジンズメイト<7448>がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます

・値下がり寄与トップは電通<4324>、同2位は東エレク<8035>。


■経済指標・要人発言

・トランプ米大統領
「メキシコとの国境の壁建設費用を獲得するためなら政府閉鎖も辞さない」
「自身の考えでは、いずれNAFTA撤退することになるだろう」
「我々を分離させている傷をいやすときが来た」

・マコネル共和党上院院内総務
「政府機関閉鎖回避へ、トランプ大統領と協力へ」
「トランプ米大統領と共有アジェンダを推進する公約」


☆後場の注目スケジュール☆

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