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NYの視点:ウクライナ戦争前の米インフレ、40年ぶり最大の伸び、今後一段と上昇も


連邦準備制度理事会(FRB)は来週、15日、16日に連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を予定している。FOMC前最後に発表された重要インフレ指標である米2月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.8%と、予想通り1月+0.6%から伸びが拡大。昨年10月来で最大となった。前年比では+7.9%と、やはり伸びが1月+7.5%から拡大し、1981年以降41年ぶり最大を記録した。主に食用やガソリン価格が押し上げた。

FRBが特にインフレ指標として注目している変動の激しい燃料や食料を除いたコア指数は前月比+0.5%と、伸びは1月+0.6%から鈍化したものの前年比では6.4%と、1月+6.0%から伸びが拡大し、予想通り1982年以降40年ぶり最大を記録した。3月にロシアがウクライナ侵攻したのち、エネルギー価格が急騰したことを考えると、3月以降のインフレが一段と上昇する可能性が強い。

FRBの利上げを正当化する結果となったが、3月FOMCでの利上げ幅は25ベーシスポイント予想が依然主流。ただ、金利市場は年内の利上げで、再び7回織り込みつつあり、ドル買いを支援する。


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