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バブル後の高値を狙ったトレンドが期待される


*08:33JST バブル後の高値を狙ったトレンドが期待される  27日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まりそうだ。祝日明け26日の米国市場は、NYダウが159ドル高、ナスダックは81ポイント高だった。原油価格の回復でエネルギーセクターを中心に買われたほか、10月の米住宅価格指数が予想ほど伸びなかったものの依然プラス圏を維持し住宅市場の底堅さが確認され、相場を支えた。さらに、来年の利下げ期待を受けた買いが入るなか、終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の33430円、円相場は1ドル142円40銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米半導体株の一角が買われ、ナスダックは3日続伸となり、S&P500は過去最高値に迫るなか、年末高を意識した買いが入りやすいだろう。ただし、海外勢は本格的なクリスマス休暇に入っていることから、商いはそれほど膨らまないと考えられるほか、年内受け渡し最終日となることから、利益確定の流れが優勢となりやすい面はある。そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいだろう。

 もっとも、明日からは実質2024年相場入りとなることから、年末高を意識した流れにより、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。来年1月からの新NISAによる需給要因も下支えになりそうだ。ここ数日は指数インパクトの大きい値がさハイテク株の強さが目立っていることも、先高期待を高めそうである。

 日経平均は足もとで25日線水準でのこう着を見せているが、同線が支持線として意識されるなか、改めて11月20日のバブル後の高値を狙ったトレンドが期待されてきそうだ。物色としてはハイテク株のほか、新NISAによる需給要因から配当志向の物色も入りそうである。一方で、中小型株については受け渡し最終日の影響から終盤にかけて軟化しやすいと考えられるが、明日以降の上昇をにらんだ押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。
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