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後場の日経平均は44円高でスタート、JR東や川崎汽船などが上昇


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28587.05;+44.94TOPIX;1984.83;+4.61


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比44.94円高の28587.05円と、前引け(28589.11円)から上げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は28350円~28390円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=142.40~142.50円と午前9時頃から20銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況では上海総合指数と香港ハンセン指数がともに堅調推移。米国株高を背景に後場の日経平均は引き続き堅調推移も、今晩の米8月消費者物価指数(CPI)を前に模様眺めムードも強く、やや上値の重い展開が継続している。為替の円安進行の一服も重石になっているようだ。

 セクターではその他製品、陸運、海運が上昇率上位となっている一方、保険、輸送用機器、精密機器が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では任天堂<7974>が急伸しており、JR東<9020>、レノバ<9519>、メルカリ<4385>、ANA<9202>、TDK<6762>などが大幅高。郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、OLC<4661>、東邦チタニウム<5727>、大阪チタ<5726>も高い。一方、レーザーテック<6920>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>などが軟調。
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