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日経平均は147円安でスタート、ファーストリテやソニーなどが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;25486.83;-147.51TOPIX;1721.39;-5.02


[寄り付き概況]

 20日の日経平均は147.51円安の25486.83円と3日続落して取引を開始した。前日19日の米国株式相場は反発。ダウ平均は44.81ドル高の29483.23ドル、ナスダックは103.11ポイント高の11904.71ポイントで取引を終了した。

 ワクチン実用化が視野に入ったものの広範に行き渡るには時間がかかり、新型コロナウイルス感染の再拡大で世界経済の低迷を懸念し投資家心理が悪化したため寄り付きから下落した。週次失業保険申請者数が予想外に増加したためさらに懸念が強まり軟調推移となったが、引けにかけて、民主党のシューマー上院院内総務が共和党のマコーネル上院院内総務と追加経済対策の交渉再開で合意したと明らかにすると期待感から上昇に転じた。

 米国株高を受けた今日の東京株式市場だが、寄り付き段階では売りが先行した。昨日、東京都や大阪府、北海道などで新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多となり、また、全国の新規感染者数が2000人を超え2日連続で過去最多を更新するなど、感染拡大への警戒感が一段と高まり上値抑制要因となったことに加え、東京市場が明日から3連休となることなども買い手控え要因となった。

 一方、新型コロナワクチン開発の前進で、経済活動の本格的な再開に対する期待感は強く、また、財政・金融政策による景気の下支えを期待する向きもあったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比0.7%下落した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は0.7%下落だった。9月は0.3%下落だった。

 セクター別では、精密機器、保険業、繊維製品、パルプ・紙、その他金融業などが値下がり率上位、鉄鋼、金属製品、情報・通信業、その他製品、電気・ガス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、OLC<4661>、三井住友<8316>、ダイキン<6367>、アドバンテスト<6857>、三菱商事<8058>、オリックス<8591>、ブイキューブ<3681>、7&iHD<3382>、資生堂
<4911>などが下落。

 他方、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、日本電産<6594>、武田薬<4502>、神戸物産<3038>、SUMCO<3436>、チェンジ<3962>、コマツ<6301>
などが上昇している。



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