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自律飛行による“無人飛行船”のフライト実証実験に成功 監視や放送、測量など多方面で実用化



夕日受けて飛ぶ飛行船


自律飛行旋回1


自律飛行旋回2


自律飛行旋回3

スペースランド技術研究組合(所在地:千葉県市原市、理事長:渡辺 和樹)では、2012年より飛行船の自律航行機能(ロボット飛行船)の研究を進めており、2017年3月に基本的なフライト実証実験に成功しました。あらかじめ指定された目標地点(ウェイポイント)を辿る飛行などの、実運用に供するシステムとして必要な飛行制御が安全に機能することを確認しました。自律航行機能は高度なスキルが要求される無線操縦から解放され、視界内に制限される操縦範囲を超え、長時間飛行を活かした広い範囲での飛行を実現します。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/129642/LL_img_129642_1.jpg

夕日受けて飛ぶ飛行船





スペースランド技術研究組合: http://slj-spaceland.com/index.html



■ロボット飛行船の特徴

・低速、定点滞空、長時間飛行が可能

・人の密集した地域でも飛行許可が取りやすい

・搭載するペイロードが比較的大きい

・主に浮力で浮いているため、不時着時でも安全性に優れている

・機体が大きく、人の目に付きやすいためPR効果に優れている





■活用例

従来から行われている飛行船の船体を利用した宣伝広告をはじめ、自律航行による広範囲な飛行を活かした以下のような活用例が考えられます。



(1)防災/環境監視システム

・遭難・被災者の位置確認 :カメラによるモニタ、音声収集、音声での問いかけ

・警備・監視 :可視・赤外線カメラなどによる侵入者の監視

・空中モニタリングシステム:放射線量計測などのモニタ

・環境監視 :不法投棄、湖の汚染状況などの監視

・点検 :橋梁、プラント、大規模施設の点検



(2)広告宣伝

・広告飛行:広告幕を付けての飛行、夜間照明での飛行

・空撮 :プロモーションビデオなどの撮影



(3)放送

・スポーツ中継:ゴルフなどの上空からの撮影・リアルタイム配信



(4)測量

・各種測量:土木測量、森林測量・地形調査など



(5)その他

・各種研究用プラットフォーム:通信、制御、センサ開発など

空中移動体での実証実験





■現在スペースランド技術研究組合が保有している12m級ロボット飛行船の仕様

型式 :ロボット飛行船

全長 :12.8m

胴体最大幅:3.6m

最大重量 :82.8kg(搭載可能ペーロード重量:+6Kg)

最高速度 :16m/sec

巡航時間 :2時間

推進器 :推力偏向機構付きプロペラ×2

動力 :FujiInvac BT-86Bレシプロエンジン×2

燃料 :ガソリン15.2L(満載)+2stエンジンオイル

飛行制御 :リモコンによる目視遠隔操縦

または搭載飛行制御計算機による自律飛行

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