starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

イスラエルが休戦交渉再開を検討 恒久停戦拒否、ハマス譲歩が条件


 イスラエルメディアは11日、イスラエル政府がパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスとの休戦交渉を再開することを検討していると報じた。ただし、ハマスが今月6日に提示した休戦案からさらに譲歩することが条件だという。

 ハマスの休戦案は、45日間ずつ3段階の休戦を実施する内容。ハマスが拘束している人質を順次解放する代わりに、イスラエルに対し、終身刑で服役中の囚人を含むパレスチナ人1500人の釈放を要求している。また最終的に、恒久的な停戦やイスラエル軍のガザ地区からの撤退などを求めている。

 複数のメディアによると、イスラエル側は釈放するパレスチナ人の数を減らすことや恒久的な停戦について合意に書き込まないことを要求。軍のガザ地区からの撤退も認めないが、軍を住宅密集地から撤退させることは受け入れるという。米国と仲介国のカタール、エジプトの当局者は13日にカイロで休戦交渉を再開する予定で、ハマス側に妥協の姿勢が見られれば、イスラエルも交渉に参加するという。

 イスラエル軍は避難民130万人以上が滞在するガザ地区南部ラファへの侵攻準備を進めている。米メディアによると、エジプトはハマスに対し、2週間以内に休戦交渉が妥結しない場合、イスラエルによる侵攻が始まると警告したという。一方、ハマス幹部は11日、ラファへの侵攻が始まった場合、イスラエルによる人質解放は「失敗に終わる」と述べ、人質の殺害を示唆した。ハマスはイスラエル人ら100人以上を拘束しているとされる。

 イスラエルのネタニヤフ首相は7日、ハマスの休戦案を拒否すると表明したが、米国などが休戦交渉を継続するよう求めていた。【エルサレム三木幸治】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.