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北海道のコロナ感染「4月中・下旬と同水準」 定点平均4.36人


 北海道は18日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられたことに伴い、道内221カ所の定点医療機関で把握した新規感染者の発生動向を初めて公表した。8~14日の1週間で計964人の報告があり、1医療機関当たりの平均は4・36人だった。道は「4月中旬から下旬と同程度の水準」と評価している。

 5類移行前の定点医療機関の報告を基に計算した過去1カ月間の定点当たりの患者数は、4月10~16日が2・73人、同17~23日が3・82人、同24~30日が3・97人、5月1~7日が3・32人だった。大型連休で医療機関が閉まっていた影響もあり、道は「大幅な上昇傾向が見られるわけではない」としている。

 全数把握時と比較するために道が算出した参考データによると、定点当たりの患者数が最も多かったのは「第8波」最中の2022年11月14~20日で、45・2人。同じ期間の1日当たりの新規感染者数の平均は8364・3人だった。

 感染症法上の位置付けが同じ5類の季節性インフルエンザは、定点当たりの患者数が10人以上で注意報、30人以上で警報を発令する全国共通の基準があるが、新型コロナはまだ基準が設定されていない。

 道は当初、毎週金曜日に定点当たりの患者数を公表する予定だったが、国との調整の結果、毎週木曜日に前倒しとなった。【石川勝義】

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