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「いつもはもっと高く飛ぶ」 陸自ヘリ不明、宮古島住民も無事願う


 沖縄県・宮古島周辺で6日に陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故から一夜明けた7日、地元の住民からは隊員らの安否を心配する声が聞かれた。

 消息不明のヘリの飛行ルート付近にある宮古島北部の池間島でペンションを経営する男性(62)は6日夕、普段よりも低く飛行するヘリの音が気になったという。

 男性は「ヘリの機体は見ていないが、いつもはもっと高いところを飛んでいるので何かあったのかなと思っていた。その後のニュースで事故を知って驚いた」と言い「一刻も早く隊員が見つかり、無事であることを祈っている」と話す。

 同じ島の漁師の男性も「昨日は少し風があったので船は出さなかったが、荒れているというほどじゃなかった。早く見つかってほしい」と話した。

 池間島にはダイビングショップやペンションなどの宿泊施設があり、シーズンになると観光客が訪れる。宮古島市防災危機管理課の担当者は「情報収集を急いでいる」と話した。

 第8師団は熊本、宮崎、鹿児島3県の防衛や警備を担当し、島しょ部にも緊急展開する部隊。拠点を置く北熊本駐屯地(熊本市)には7日も朝から報道陣が集まった。同駐屯地は閑静な住宅街の中にあり、小雨が降る中、陸自関係者の姿や車の出入りは確認されたが、特に慌ただしい様子は見られなかった。

 第8師団司令部広報室は取材に「広報対応はこちらではなく、陸幕監部がすべて窓口になっている」とだけ回答。同師団の陸自関係者も「すべて陸幕の方で答えることになっている。こちらでは何も回答できない。申し訳ない」と伏し目がちに答えた。【平川昌範、中村園子】

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