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「大師匠も喜んでいる」 藤井聡太王将の最年少6冠に師匠の杉本八段


 栃木県日光市で19日指された将棋の第48期棋王戦五番勝負(共同通信社主催)の第4局で、挑戦者の藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖=が渡辺明棋王(38)=名人=に勝って棋王位を奪取し、史上最年少で6冠を達成した。佐藤康光・日本将棋連盟会長と師匠の杉本昌隆八段は連盟を通じて祝福コメントを寄せた。

 師匠の杉本八段は、自らの師匠の板谷進九段(故人)が1983~84年の棋王戦で、谷川浩司十七世名人、大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人を順に破りながら、勝てば挑戦権獲得という一局で森安秀光九段に敗れてあと一歩届かなかったのが棋王戦だったことを引き合いに、「大師匠(師匠の師匠)は孫弟子の快挙を喜んでおられることでしょう」と喜んだ。コメントの全文は以下の通り。

20歳とは思えないすごみ

 佐藤会長「この度は棋王位獲得並びに史上最年少での6冠達成、誠におめでとうございます。毎年度8割を超える勝率で実績を積み重ねられる素晴らしい活躍ですが、今年度の強敵を連破し続けての結果は20歳という若さと思えない凄(すご)みを感じます。今後も体調にご留意され、さらなる高みを目指される事を期待いたします」

過密日程での勝利 驚くばかり

 杉本八段「棋王獲得おめでとうございます。最年少での6冠達成を喜ばしく思います。過密なスケジュールの中、着実に勝ちを積み重ねる姿勢には驚くばかりです。棋王戦はその昔、大師匠の板谷進九段が当時の名人含めた歴代の『3人の名人』に勝ち、挑戦者決定戦で敗れた心残りのある棋戦です。今回の孫弟子の快挙を喜んでおられることでしょう。さらなる活躍を期待しています」

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