山中の骨は人の頭＝不明女児か鑑定―山梨県警

　山梨県道志村の山中で見つかった人のものとみられる骨について、県警は２７日までに、司法解剖の結果、人の頭骨の一部と特定した。発見現場の約６００メートル西には、２０１９年９月に当時小学１年だった小倉美咲さんが行方不明となったキャンプ場があり、県警は骨のＤＮＡ型鑑定を進めるなど関連を調べている。 　県警によると、美咲さんの捜索ボランティアの４０代男性が２３日に、骨のようなものを山中で発見。２５日に再び現場を訪れて県警大月署に通報した。　 　県警は２６日に現場周辺を捜索したが、別の骨や遺留品などは見つからなかった。２７日も約３０人態勢で捜索を継続している。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕人骨が発見された山林に入る山梨県警の捜査車両とみられる車＝２７日午前、同県道志村