会社員の５９歳男逮捕＝ベトナム人女性殺害容疑―大阪府警

　大阪市淀川区の建物の一室で、ベトナム人女性の遺体が見つかった事件で、大阪府警は６日、強盗殺人などの容疑で、住人の会社員山口利家容疑者（５９）を逮捕した。「生活が苦しくなり、店員を襲って金を奪ってやろうと思った。抵抗されたので首を絞めた」と容疑を認めているという。 　逮捕容疑は３日午前、建物１階にある弁当店のアルバイト従業員ヴォ・ティ・レ・クインさん（３１）を２階自宅に誘い、首を絞めるなどして殺害、手提げかばんを奪った上で遺体を遺棄した疑い。　 　府警捜査１課によると、山口容疑者は遺体を布団圧縮袋に詰めて粘着テープで縛り、テレビ台の後ろに隠していた。 　同容疑者は「シャッターの開閉音がうるさい」と店に苦情を言っていたといい、府警は事件との関連を調べている。（了）【時事通信社】