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飛行機、公園利用も制限=タリバン、女性抑圧強化―アフガン


 【ニューデリー時事】アフガニスタンでイスラム主義組織タリバン暫定政権が、独自の極端なイスラム法解釈に基づく女性への抑圧を日に日に強めている。最近も女子中等教育が再開当日に再び禁止されたのに続き、女性のみで飛行機に乗ることを禁じ、公園の利用日も男性と分けるよう命じた。  首都カブールの空港当局者は27日、時事通信の取材に「女性は男性の保護者と一緒でなければ飛行機を利用できない」と証言した。AFP通信はこれに先立ち、24日に入管や航空会社などが協議し、女性客の利用制限が決まったと報じていた。  アフガンでは、旧タリバン政権時に極端なイスラム法解釈を強制し「道徳警察」として知られた勧善懲悪省が昨年8月のタリバンによる権力掌握に伴い復活した。AFPによると、勧善懲悪省報道官は、規制の事実を否定している。しかし、現場には通達が出回っているのが実態だ。  勧善懲悪省は27日、女性が公園を利用できる日を日曜~火曜、男性は水~土曜と明確に区分すると発表した。23日には昨年の政権掌握後初めて、全ての女子中等教育学校が再開されたものの、生徒の登校直後に「反イスラム的制服」を理由に再び閉鎖された。  タリバンは政権掌握後、「イスラム法に反しない範囲」で女性の人権を認めると繰り返し主張してきた。国際社会の視線を意識した発言と受け止められていたが、政権の国際承認が進まない状況に業を煮やし、規制を強めている可能性がある。 【時事通信社】 〔写真説明〕中等教育の再開を求める集会に参加するアフガニスタンの女性=27日、カブール(EPA時事) 〔写真説明〕中等教育再開を求め教育省の前でデモを行うアフガニスタンの女性たち=26日、カブール(AFP時事)
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