阿蘇山、警戒レベル３に＝火山性微動大きく―気象庁

　気象庁は２４日午前、熊本県・阿蘇山の噴火警戒レベルを２（火口周辺規制）から３（入山規制）に引き上げた。地下のマグマや熱水などの活動に伴う火山性微動の振幅が午前５時ごろから大きくなっており、中岳第１火口から約２キロ以内では噴火による大きな噴石の飛散や火砕流に警戒が必要という。　 　中岳第１火口では昨年１０月２０日に火砕流を伴う噴火が発生し、レベル３とされた。その後、火山活動が低下し、１１月１８日にレベル２に引き下げられていた。（了）【時事通信社】