準強制わいせつ容疑で男再逮捕＝薬物で抵抗不能の女性に―滋賀県警

　京都市で連れ去られた女子高校生＝当時（１９）＝が薬物中毒死した事件で、未成年者誘拐容疑で逮捕された無職入江公史郎容疑者（３９）＝滋賀県守山市＝が、薬物の影響で抵抗できなくなった別の女性にわいせつな行為をしたとして、県警守山署は２日、準強制わいせつ容疑で再逮捕した。 　調べに対し、「触ったことは間違いないが、女性の同意を得ていた」と否認しているという。女性にけがはなかった。 　再逮捕容疑は昨年１２月中旬の深夜、入江容疑者の自宅で、薬物の影響で抵抗できなくなった東海地方に住む２０代女性の下半身を触った疑い。 　同署によると、入江容疑者と女性は事件の数カ月前、インターネット交流サイト（ＳＮＳ）で薬物を過剰摂取する仲間として知り合った。女性は容疑者宅を事件の２日前に訪問。会ったのは２回目だったという。　 　入江容疑者は昨年１２月、京都市で女子高校生を連れ去ったとして、未成年者誘拐容疑で逮捕された。女子高校生は容疑者宅で倒れているのが見つかり、死亡が確認された。司法解剖などの結果、死因は薬物中毒と判明した。（了）【時事通信社】