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「せっかくの機会だから」在宅勤務をきっかけに家事や育児に取り込んでいたら…妻の心無い一言に参ってしまった夫たち




■妻の指示が不親切で……





出張が多く、さらに接待などもあって今までなかなか家事に取り組む時間がなかったというヨシキさん(38歳)だが、4月からは週に2度の出社で、あとは在宅勤務となった。もちろん家で仕事はしているものの、今までと違って家事や育児にも積極的に取り組もうとしている。





「だけど正直言って、今までやってこなかったものですから、何をどうしたらいいかわからない。だから妻に指示してほしいと頼んだんです。僕としては、今までワンオペにして申し訳ないという気持ちがあったから。でも妻は、『買い物に行ってくるから子どもたちお願い』とだけ言って、5歳と2歳の子を置いていってしまう。上がワガママ言って下がぐずって泣き出して、もう何をどうすればいいかわからない。もっと具体的な指示をしてほしいと言ったら、そんなの自分で考えてよと言われてしまいました」





今までの不満が一気に吹きだしているのかもしれないが、もうちょっと親切にしてくれてもいいのではないかとヨシキさんはため息をつく。





「洗濯物の干し方も、どうせ聞いても教えてくれないと思ってネットで調べたんです。その通りに干していたら、妻があとで全部干し直していた。だったら最初から教えてくれればいいんじゃないか……。何がそんなに妻をイライラさせているのかわからないから、『何か思うところがあるなら言ってほしい』と言ったら、『あなたがこんなに役に立たないと思わなかった』と言われてしまいました」





自分が非常に無能な人間に思え、ヨシキさんは精神的に不安定な状態に陥っているという。落ち着いて話し合ったほうがいいのではないだろうか。



 



 



■よけいなことはしないでほしいと言われて





もともと共働きで家事や育児も分担してきたのは、アツシさん(43歳)。とはいえ妻に負担がかかりがちだったため、在宅勤務となってからは張り切って家事をおこなってきたし、12歳と10歳の子どもたちも含め、家族間でのムードを盛り上げようとがんばってきた。





ところがある日、妻に「よけいなことはしないで」と言われてしまう。





「せっかく時間があるのだからと子どもたちと一緒にお菓子作りに挑戦したんですよ。子どもたちも楽しかったみたいで、またやろうとせがまれて。すると妻が『あなたがよけいなことを始めるから。お菓子作るのにどれだけお金がかかると思ってるの』と。週に2回くらいお菓子を作っても、その分、買わないですむわけだし、何より子どもたちだって楽しんでる。上の子なんて写真を撮って、元のレシピよりお砂糖はもっと少ないほうがよかったとちゃんと自分のレシピノートを作ってるんですよ。甘みは砂糖がいいのかハチミツがいいのか、黒砂糖かきび糖かなど細かいことも気にし始めた。いろいろ調べているみたいですしね。自由研究みたいなもの」





そうやって子どもの興味や関心が出てくれば、それはいいことだと説明しても妻はいい顔をしない。





結局、家の中で父親が子どもたちに支持されるのを妻はよく思っていないのではないかとアツシさんは思うようになっている。





「おとうさんと一緒にいるとおもしろい、と上の子が言ったのがちょっとカチンときたみたいですね。でも親が子どもの支持を争うなんて無意味でしょ。僕は妻の心の狭さに驚いています。もっと平和に楽しく、この期間を乗りこえたいと思うんですが」





アツシさんの楽観的ともいえる考え方も、妻には伝わっていないのだろう。それにしても、「おとうさん」が家にいる時間が長くなると、家庭内でうっとうしがられる傾向にある。やはりまずは、夫婦間でさまざまなことへの考え方を今一度、すりあわせる必要があるのかもしれない。

 


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