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【ビール女子オリジナルビール造り】触れて学んで楽しんで!キックオフイベント開催レポート










春の訪れが恋しい2月の始まり、WEBマガジン&コミュニティ「ビール女子」は株式会社横浜ビール(以下、横浜ビール)とコラボしてオリジナルビールを造るべく、横浜ビールの直営レストラン「驛の食卓」にて「ビール女子オリジナルビール キックオフイベント」を開催しました。終始ビール愛に包まれ大盛り上がりだったイベントの様子をたっぷりお届けします!


横浜ビールとコラボ!テーマは春に飲みたいビール



今回の企画では、ビール文化発祥の地「横浜」で20年にわたってビール造りを行う横浜ビールとコラボレーションし、ビール女子オリジナルビールを造ります。

横浜ビール


横浜ビールは、1999年4月に直営レストラン「驛(うまや)の食卓」をオープンし、その年の7月に「横浜ブルワリー」で醸造を開始しました。企業コンセプトとして「ビールと食であなたと私にワクワクを!!」を掲げ、街のビール屋として取り組みを展開しています。直営店「驛の食卓」では、生産者と消費者のコミュニティの創造を目指し、地元の食材にこだわった料理と多様なビールを提供しています。
■HP:http://www.yokohamabeer.com/

横浜ビール 驛の食卓 クラフトビール 横浜 醸造所 レストラン 桜木町 関内 タップ
ビールのテーマは「春の休日に、日差しを浴びながら外で飲みたいビール」。このテーマをもとに企画から醸造まで、参加者の皆さん、横浜ビールの醸造スタッフ、ビール女子編集部チームが一丸となって、一つのビールを造ります。

「横浜小麦」を使ったビールで乾杯!



冬の爽やかな昼下がり、横浜ビールの直営レストラン「驛(うまや)の食卓」に、続々とビール女子たちが集まってきました。受付でウェルカムドリンク『瀬谷の小麦ビール』を受け取ります。横浜市瀬谷区で収穫された「横浜小麦」を使用したウィートエールで、すっきりとした飲み口とまろやかな口当たりが特徴です。


全員集まったら「瀬谷の小麦ビール」で乾杯!おひとりで参加する方がほとんどでしたが、皆さん“ビール好き”という共通点があることで、すぐに打ち解けていました。これから始まるビール造りに、わくわくが止まらない様子!

原料に触れてみよう!醸造長によるビール講座



乾杯の後は、横浜ビール醸造長の深田さんによるビール講座がスタート。ビールの原料ってなに?どうやって造られるの?そんなビールに関するあれこれを丁寧に説明してくださいました。


机の上には、ビールの原料となる麦芽とホップが配られ、直に触れて質感を確かめたり、香りを嗅いだりして、原料について学びました。「ホップの香りがクセになる!ずっと嗅いでいたい」など、みなさん興味津々の様子でした。


ビール講座の終わりには、サプライズでチーム対抗クイズ大会がスタート!「瓶ビールに使う王冠のギザギザの数は何個?」「横浜ビール醸造長のお名前は?」など、ビールに関する10問のお題をチームみんなで解いていきます。


みなさんの表情は真剣そのもの。


なんと今回、ビールクイズ全10問をすべて正解したチームが4チームも!最後はじゃんけんで優勝チームを決めました。


優勝チームには横浜ビールのオリジナル栓抜きと、「驛(うまや)の食卓」の食事券が贈られました。おめでとうございます!

ビールはどうやって造られるの?醸造所見学



ビールの原料について学んだ後は、実際にどうやってビールが造られるのかを知るために醸造所を見学します!靴カバーを装着して醸造所の中へ。


ずらりと並ぶ発酵タンクの前で醸造の流れについてレクチャーを受けます。発酵タンクが置かれている部屋は、ビールのために低めの温度に保たれているためヒンヤリしていました。醸造長の深田さんの説明に熱心に耳を傾け、メモを取り、写真を撮る参加者のみなさん。


時々「ポコポコッ」と聞こえるのは、過剰な炭酸ガスがタンクの外に出る時の音。発酵の勢いがいい時は間隔は短く、発酵の終盤になると音が鳴る間隔が長くなります。「季節により醸造量が変わりますが、忙しくても、落ち着いている時でも、いつでも丁寧にビールをつくってます」と深田さん。参加者のみなさんは、深田さんの話に耳を傾けながら、醸造所の隅々を興味深そうに観察していました。

どんな味わいのビールを造る?みんなで考えてみよう!



醸造所見学の後は、6種類のビールを飲み比べながら、それぞれのビアスタイルの特徴を学び、チームごとにビール造りの計画を練ります。



飲み比べた6種類のビール


1. 道志の湧水仕込(ケルシュ)
横浜の水源地「山梨県道志村」の清涼な湧水を仕込水に使用したやわらかい口当たりでクセなく飲みやすいビール。
 



2. 瀬谷の小麦ビール(ベルジャンウィート)
ウィート(小麦)を原材料に使用することで、麦由来のやわらかな口当たりとすっきりとした飲み口が特徴です。
 



3. ヴァイツェン
酵母由来のバナナのようなフルーティな香りの白ビール。普段ビールを飲まない方からの人気も高い。横浜ビール最多受賞歴を誇るビール。
 



4. アルト
ドイツデュッセルドルフ伝統の琥珀色のビール。ビスケットのような麦芽の香ばしさと、酵母由来のみずみずしくほのかに甘い香りが特徴。
 



5. ペールエール
ホップ由来の柑橘系を思わせる清々しい香りと苦みが鼻に抜ける。すっきりとした軽やかな口当たりが特徴のビール。
 



6. DECO-BOCO IPA《限定》
身長差30㎝の醸造士2人(凸凹コンビ)がつくったビール。トロピカルなアロマとガツンとくる柑橘香、そしてワイルドな苦みが特徴。
 




6種類のビールの味わいをヒントに、実際にどんなビアスタイルで、どんな味わいのビールを造るのかチームで話し合う皆さん。「“春”から連想できるものを考えてみよう!」というチームや、「好きなビアスタイルを言い合ってみよう」など、チームによって様々な決め方をしているようでした。


出たアイディアはチームごとに一枚の発表シートにまとめていきます。悩みながらもみんなで意見を出し合って、少しずつ形にしていきます。

個性的な意見が続々と登場!チームでプレゼン



最後は、どんなビールを造りたいのかチームごとにプレゼンを行いました。「春はまだ肌寒いので、キンキンに冷やさなくても楽しめるビールを造りたい!」「赤山椒を使ったスパイスビールに挑戦してみたい!」「微炭酸ですっきりした甘さのビールを飲んでみたい!」など、チームによって個性的な意見が続々と出てきました。


他のチームの発表を聞いて「そのアイディア、すごくステキ!」「やっぱり私たちのチームが一番良いかも!」などなど、みんな大盛り上がり。会場は熱気に包まれました。


発表の後は投票を行い、最終的にどのようなビールを造るのかを決めました。「素敵なアイディアがたくさん出てきてびっくりしました。みなさんの想いをビールでうまく表現できるようにがんばります!」と横浜ビールの横内さん。ビールの詳細は後日発表します。お楽しみに!

最後は乾杯!ビール好き同士で大盛り上がり



ビール造りについてたっぷり話し合った後は、もう一度ビールで乾杯して懇親会がスタート!横浜ビール片手に、飲んで食べてたっぷり話して、ビール好き同士楽しい時間を過ごしました。懇親会中、生演奏と生オペラのサプライズもあり、笑顔があふれた時間でした。



“飲む”だけじゃないビールの魅力を、ビール造りを通して感じてもらいたい。そんな思いでスタートした、ビール女子のオリジナルビール造り。キックオフイベントでは、それぞれのビールに対する熱い想いを共有し、イメージを膨らませました。

次回はビールの仕込みを実施します。今後も随時ビール造りの様子をお伝えしていきます。どんなビールが完成するのか、どうぞお楽しみに!







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