NHK連続テレビ小説「虎に翼」（月～土曜午前8時）の第20話が26日に放送された。
※以下ネタばれを含みます。
あらすじは、突然、猪爪家に検察が押しかけ、はる（石田ゆり子）は直言（岡部たかし）が贈賄で逮捕されたと告げられる。証拠品として家中を物色され、途方に暮れる寅子（伊藤沙莉）たちに、下宿人の優三（仲野太賀）は法律の知識を生かしてできることをしようと提案する。寅子たちは無罪を信じて帰りを待つが、直言の逮捕はほんの皮切りに過ぎず、世間を大きく揺るがす大汚職事件「共亜事件」として事態はどんどん悪くなっていく。直言の弁護士も見つからず、寅子らは危機に立たされる。新聞記者らに囲まれた猪爪家に、花岡（岩田剛典）と穂高（小林薫）が塀から落ちながらも現れる。
ハイキングから一転してシリアスな展開となり、ネットも反響があった。
X（旧ツイッター）には「優三さんの見せ場…！」「優三さんが頼もしい」「一昨日ハイキングやったよな」「日記は忘れない そこだけは動転してない」「腹に来たぞw」「やはり優三さんだった」「優三さんが試験に落ち続けてる理由はこれか」「遅いよ、お兄ちゃん！」「キラーワード『俺には分かる！』」「共亜事件」「穂高先生…花岡…」「これが金曜日？あぁ、来週まで待てん！」「花岡ー！！まさかの穂高先生まで塀を乗り越えて？！」「花岡と穂高先生が何かしてくれるの？」「地に落ちた花岡の株が、花岡の男っぷりが上がっていく！」「いや～次週予告がサスペンスドラマの様相を呈してるわ」「お父さん！！！本当に何があったのか知りたい」「急にサスペンスに。予告。」などとコメントが並んだ。
日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子（みぶち・よしこ）さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子（いのつめ・ともこ）を演じる。
朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。
石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか！」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。
