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「笑点」新加入の立川晴の輔「見えない手に押されている感覚」 初代司会・立川談志さんとの縁


日本テレビ系「笑点」の大喜利コーナーに新加入し、メンバーカラーとなったクリーム色(鳥の子色)の着物を披露した立川晴の輔

日本テレビ系「笑点」(日曜午後5時30分)の大喜利新メンバーに新加入した、落語家の立川晴の輔(51)が、17日までに日刊スポーツなどの取材に応じた。収録を経て「埋もれちゃうんじゃないかという恐怖で、いっぱいいっぱい」と吐露する一方で「真面目だけではダメ。潜在能力、意識の中にある何かを探す旅。ここからどう変化するか」と決意を語った。

晴の輔は大喜利の最中、他のメンバーに幾度も視線を送った。昨夏に日本テレビから打診があった段階で「迷いはなかった」と言うが「普段、寄席には出ない。とにかく独演会をやる一門」である落語立川流に入門して27年。「1人が8割」という、これまでの活動とは明らかに体が違い「水面に顔を出すのに必死。慣れるまで半年以上は絶対かかる」と本音を漏らした。

一方で、初代司会の家元・談志さんとの縁も感じている。孫弟子として立川の亭号として55年ぶり、落語立川流から初の大喜利レギュラーとなったが、談志さんの命日11月21日は自身の誕生日だ。「見えない手に押されている感覚は少しある」と語った。師匠の立川志の輔(70)には、初回収録間近に電話で伝え「『おぉ』と聞いたことのない高音で」喜んだといい、10日に一緒に談志さんの墓参りに行った。その前に1人でコッソリ墓参し「家元が初代司会だった『笑点』の席に座ることになりました」と心中で報告したという。

家族に伝えたのも直前だ。大学1年の娘は「えっ!? 死ぬなよ」と驚きつつ、励ましてきた。大学院生の息子は「合わなかったら辞めても大丈夫だよ」、妻も「まだ働いているから」と背中を押してきたという。

戸惑いつつも、立川流の上下関係をネタにし出している。「厳しいと言うと師匠に怒られる。つらいんですが7年後くらいにエピソードがネタに変わる“上質な苦労”」を武器に、晴の輔が大海原に船出する。【村上幸将】

◆立川晴の輔(たてかわ・はれのすけ)1972年(昭47)11月21日、神戸市生まれ。岡山・作陽高、東農大農学部卒。97年に立川志の輔に入門し、志の吉を拝名。03年に二つ目、13年に真打ちに昇進し晴の輔へ改名。BS日テレ「笑点 特大号」(火曜午後8時)の「若手大喜利」に出演。19年には、六代目三遊亭円楽の助っ人で「笑点」レギュラー大喜利に出演。ニッポン放送「週刊なるほど! ニッポン」(日曜深夜1時30分)に出演。

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