外国人が日本に来て驚くことのひとつでもある日本の「行列」。日本人って行列が好きなんだなぁ…と思いきや!アンケートをとってみると、行列に並ぶのは好きではなく嫌いという人の方が断然多いそうでございます。

では一体なぜ並ぶのか…

心理学的には、行列は「同調行動」のひとつなんだそうでございます。つまり、人間には「他の人がやっていることと同じことをしたい」という欲望があり、その欲望が日本人は強いということのようでございます。ザッツ、日和見主義でございます。

そこで今回は、そんな行列についつい心惹かれてしまう方にオススメの行列絵本をご紹介させて頂きます。行列、パレードを扱った絵本は少なくないのですが、その中から大人が楽しめる大人行列絵本を厳選いたしました。

「まってるまってる」(作:高畠 那生)

こちら、大人から人気の高い高畠那生様の作品でございます。日本人離れしたオシャレな画風、大人が楽しめるナンセンスが魅力でございます。この作品は、まさに「同調行動」でございます。みんなが並んでいるから、とりあえず並んでみる、という内容の絵本でございます。

一体の何の行列なのか、見始めるとずるずると高畠ワールドにハマっていくのでございます。絵も細かいところまで凝っているので、見応えも十分でございます。絵本なんてと思っている方に、是非読んで頂きたい絵本のひとつでございます。

「ぱれーど」(作:山村 浩二)

こちらは、日本人で初めてアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた世界的アニメーション作家の山村浩二様の絵本でございます。こちらの作品は、主人公の男の子が太鼓を叩きながら行進を始めると、どんどん様々なものが行進に加わっていくという物語でございます。

ありとあらゆるものが参加、パレードはどんどん大きくなりますが、進むうちに思いがけない出来事も次々に発生!しかし、パレードは止まりません、どんどん進んでいきます。こちらも読みだすと、ずるずると山村ワールドに引き込まれてしまいます。これも、日本人にその傾向が強い「同調行動」がゆえなのでございましょうか…。

最後にもう一冊。

「おうさまのおひっこし」(作:牡丹靖佳)

こちらは現代美術家が本業の牡丹靖佳様の絵本でございます。とにかく絵が素敵でございます。アートブックとして部屋に飾って置きたい大人絵本でございます。ちなみにこちら、2012年の第5回MOE絵本屋さん大賞でも第8位に入賞されております。心優しい王様が新しいお城に引っ越しをするお話です。家具など大行列を作って新しいお城まで移動するのですが、どの道中に起こる出来事が、とても心温まるのでございます。

以上3冊、大人が楽しめるもの、大人へのプレゼントに最適なものを厳選いたしました。是非、チェックしてくださいませ。大人女子が喜ぶこと間違いナッシング!ホワイトデーのプレゼントにも最適でございます。

(文:N田N昌)

情報提供元:マガジンサミット
記事名:「行列を見ると心がざわつく人にオススメ!大人向け行列絵本