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刺繍で作った幽遊白書の名場面が凄すぎる! 戸愚呂弟が隣の闘技場からリングを運ぶシーンを完全再現


大人気漫画『HUNTER×HUNTER』を週刊少年ジャンプで長期連載している漫画家の冨樫義博先生。その代表作のひとつである『幽遊白書』は名場面が多く、今なお根強いファンが多いことで知られています。

特に「暗黒武術会編」は個性豊かな妖怪たちが数多く登場し、ジャンプ史上に残るといっても過言ではないほどの名バトルが次々に繰り広げられました。

戸愚呂弟が石盤のリングを運ぶシーンを刺繍で再現

その「暗黒武術会編」に登場した妖怪のなかでも、圧倒的なインパクトを残したのが戸愚呂弟。筋肉の量を自在に操り、圧倒的なパワーを何度となく見せつけました。

そんな戸愚呂弟が力の差を最も示したシーンといえば、他の闘技場から巨大な石盤のリングを担いで移動してくるシーン。まだ全力を出していないにもかかわらず、規格外の力の持ち主であることを見せつける衝撃的なシーンでした。

このインパクト絶大なシーンをなんと刺繍で再現した作品がTwitterに投稿され、注目を集めています。

刺繍で再現してみました
  
前の闘技場からリングを運んできただと!?

こちらの作品を制作・投稿されたのは、数々のジオラマ刺繍作品をSNSに投稿しているウショウ@モノグサ刺繍(@wsyow_washi)さん。戸愚呂弟や飛影、蔵馬といった人物だけでなく、戸愚呂弟が歩いている地面も、担いでいるリングも、さらにはフキダシまで全部刺繍!!

作者のウショウさんに話を伺ってみると、こちらは仕事が終わってから夜にチビチビと制作を進め、実に2か月半もの制作時間をかけた超大作とのこと……!

しかも制作中にはちょっとしたアクシデントも。刺繍枠を石盤に見立てたリングは当初は18cmサイズの刺繍枠で制作したものの、いざ担がせてみると戸愚呂弟が石盤の重さに負けてヘニャ~ッと潰れてしまったのだそう。

ところがウショウさんはここで妥協せず、「刺繍枠に負ける戸愚呂弟の姿なんか見たくなかった」という思いから、10cmサイズの刺繍枠で一から作り直すことに! ファンならではの熱いこだわりも詰め込まれている作品なのですね。

今回の刺繍は全部で7パーツ
石盤の刺繍枠は18cmの大きめサイズを予定しておりましたが、戸愚呂弟が重量に負けて潰れちまったので10cm枠に縮小されました

手の込んだ作品を作り直しするなんてモチベーションを維持するのが大変そうですが、ウショウさんは「石盤のサイズは小さくなってしまったものの、余裕のある戸愚呂弟のイメージを死守できたので満足です」と、気にも留めていませんでした。ほんと、作品への愛が深い!

どうせ再現するならセリフ部分も刺繍にしようというこだわりもさすがの一言。特に漢字部分の作業の細かさには驚かされますよね! こちらの投稿にはたくさんのいいねや、驚きのコメントが寄せられていました。

・発想とクオリティがとんでもねぇ凄い作品だーーー
・地味に道にパースがついていて、戸愚呂(弟)が頑張って登って来てる感じが良いですねw セリフの刺繍も綺麗すぎですぜ
・刺繍枠をあの闘技場にしちゃうアイディアと技術力
・リングが何となくドラゴンレーダー
・リングも全部刺繍してあるし!!蔵馬も飛影も可愛くて!弟もカッコ良くて!
・ほんとに刺繍の神です 文字が刺繍とは思えないくらいに美しいです
・またど変態な刺しゅうをw 全ての目が揃っていて機械のようですっ!
・相変わらずの発想と完成度でツッコミどころが多すぎです
・アイディアもクオリティも凄すぎます 文字刺繍もめちゃくちゃキレイ〜
・凄すぎて綺麗すぎて訳わからないくらいの感動を覚えています
・凄いなぁ(´ 3`)ジオラマ刺繍格好いいなぁ
・縫い目の整い方が神業です
・天才の向こう側だ。。。。
・戸愚呂の手が当たってる所のひび割れ感もちゃんと再現してある

令和時代に見事に刺繍で蘇った幽遊白書の名シーン。ウショウさんのSNSには他にも刺繍とは思えないような完成度の作品が投稿されているので、もしよければぜひフォローをどうぞ。

この投稿をInstagramで見る モノグサ刺繍漫遊記:handembroidery(@wsyow_washi)がシェアした投稿

※画像提供:ウショウ@モノグサ刺繍(@wsyow_washi)

(執筆者: ピータン)

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