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「象が踏んでも壊れない」あの伝説のCMがふたたび! 今度のメガネはその試練に耐えられるのか!?



久々に衝撃的なCMが誕生した。そのCMを見て、多くの中高年が「ずいぶん懐かしいCMのリバイバルだ」と騙されてしまったのではなかろうか。まさかメガネチェーン大手の「OWNDAYS(オンデーズ)」の新しいCMだったなんて!


1965年に発売されたサンスター文具の「アーム筆入」。当時壊れやすかった筆箱の概念を「象が踏んでも壊れない」というキャッチフレーズのCMで見事に打ち破り、お茶の間を席巻した。


モノクロの画面に子どもと象が登場し、筆箱を落としたり踏んづけたりと、とにかく強度をアピールする。そして現在OWNDAYSから発表された新ブランド「メモリーメタル」のCMとして放送されているのが、まんまこの形なのだ。ふたつを比べてみてほしい。


サンスター文具×OWNDAYS Memory Metal | アーム筆入リバイバルCM(YouTube)

https://youtu.be/um7brp9qdqE


そしてお次は50余年前のアーム筆入のCM。13秒あたりからと見比べてほしい。


サンスターアーム筆入 TVCM集(YouTube)

https://youtu.be/JGF40j7H9rw



(C)サンスター文具


そう、メモリーメタルのCMは「オマージュ」なんていう言葉では濁せないほどにアーム筆入のCMと「同じ」なのだ。



今回のCM放送をきっかけに知ったのは、発売から55年の時を経て、アーム筆入は今も現役だということ。つまりOWNDAYSは他社の、しかも現行品のCMをリバイバルしたことになる。これには二度驚いた。


OWNDAYSといえば、破綻寸前の状態から急成長へと導いた現・代表取締役社長 田中修治氏の敏腕ぶりが有名だが、今回の前代未聞のCM起用はさすがというべきだろう。


またサンスター文具から提供された映像を一部そのまま使用し、この常識破りのCMを製作したのは、なんとOWNDAYSの社内クリエイティブチームだという。内製しているからこそ生まれた自由な発想だったのかもしれない。


筆者はアーム筆入のCMをリアルタイムで見ていた世代ではない。それでも小学生時代この筆箱を持っていた同級生が、踏んだり落としたり、クラスメイトと実験を繰り返していたことを記憶している。





田中社長はSNSで1週間前に「伝説のCMにOWNDAYSが挑む」と予告し話題になっていた。「象が踏んでも壊れない」のフレーズは、当時の子どもたちを夢中にさせたように、子どもたちへの挑戦状になったのかもしれない。



フレームにニッケルとチタンを混ぜたNT合金という形状記憶の特性を持つ素材を使用し、象に踏まれても180度折り曲げても大丈夫だというメモリーメタル。8つのデザインはどれも華奢で洗練されており、視覚的には剛健さとはまったく結びつかない。はたしてアーム筆入のようにロングセラー商品となり得るのか。



リモートワークでメガネ時間が増えている。とりあえずスペックだけ見れば、軽量で長時間かけていても疲れず、丈夫で子どもに触られても安心。それでいてレンズ代込みで1万980円というのだから、至れり尽せり感がハンパない。




メモリーメタルは7月17日から販売開始。OWNDAYS店頭では購入者に初回数量限定でアーム筆入がプレゼントされるという。そこはアーム筆入型のメガネケースであってほしかったと思わなくもないが、半世紀のロングセラーを掲げてきたアーム筆入のプライドなのかもしれない。なんだか無性に手に入れたくなってきた。


CM概要


タイトル:「象が踏んでも壊れない。メモリーメタル眼鏡」

WEB動画(25秒):https://youtu.be/um7brp9qdqE[リンク]

CM本編(15秒):https://youtu.be/dS10uHEAmf4[リンク](沖縄エリアのみ放映)

特設サイト:https://www.owndays.com/jp/ja/news/memorymetal


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