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100%植物由来の意識高い系人工肉ハンバーガー『インポッシブルバーガー(Impossible Burger)』



地球の人口増加に伴う食糧不足への危機感や菜食主義者の増加など、様々な理由から昆虫や植物を利用した人工肉の研究が進んでいる昨今です。以前レポートしたように、『IKEA』では昆虫や植物を活用した新しい食の研究が進められています。


「食べられるだけでなく美味しいですよ」 幼虫バーガー・幼虫ミートボールを開発した『IKEA』傘下のSPACE10設立者インタビュー [リンク]

http://getnews.jp/archives/2035573


人工肉の研究は世界規模で進行中。日本でもインテグリカルチャーという企業が人工肉の研究・開発を進めています。


【日本発!起業家の挑戦】細胞培養肉を手頃な価格で食卓に

https://www.sankeibiz.jp/business/news/170829/bsg1708290500002-n1.htm[リンク]


肉食の国、アメリカではビル・ゲイツらも出資している『インポッシブル・フーズ(Impossible Foods)』というシリコンバレーのスタートアップが、『インポッシブルバーガー』という植物由来の人工肉の研究・開発を行っています。小麦、じゃがいも、ココナッツオイルなどの原材料に肉独特の食感やにおいをもたらす“ヘム”という原材料が加わっているのが『インポッシブルバーガー』の最大の特徴です。


また、牛肉の飼育過程で必要な土地や水、飼育過程で発生する温室効果ガスも、『インポッシブルバーガー』の場合、土地は95%削減、水は74%削減、温室効果ガスも87%削減と、地球環境に優しいものとなっています。


The Making of Impossible Burger (YouTube)

https://youtu.be/QB-90-LEPZ4


『インポッシブルバーガー』は現在、アメリカ西海岸を中心に全米で1400店舗以上のレストランで提供されています。その中には1980年代に日本に進出するも撤退してしまった、正方形のハンバーガーで知られる“ホワイト・キャッスル(White Castle)”という、アメリカ第2位のハンバーガーチェーンも含まれています。



今年の4月には香港の“Little Bao”、“Happy Paradise”、“Beef &Liberty”の3店舗が『インポッシブルバーガー』の提供を始めました。『インポッシブルバーガー』がアメリカ国外で提供されるのはこれが初めてとなります。


Impossible is now at Little Bao &Happy Paradise in Hong Kong! (YouTube)

https://youtu.be/1HpZ_vTuWmo


香港で評判が良ければ他の国や地域への展開にも拍車がかかりそうです。日本国内でも研究が進んでいる人工肉ハンバーガーが、モスバーガーあたりで提供される日も意外と近いのかもしれませんね。


※画像:

https://www.impossiblefoods.com/press/


※ソース:

https://www.impossiblefoods.com


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(執筆者: 6PAC) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか


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