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『ブレードランナー 2049』“ジョイ”と“ラヴ”にインタビュー「SF映画は女子が観ちゃだめ? そんなわけないわ!」



現在大ヒット上映中の映画『ブレードランナー 2049』。伝説的SF映画『ブレードランナー』から35年、『メッセージ』等で知られるドゥニ・ビルヌーブ監督により、クールに新しく描かれた本作はSFファンのみならず多くの映画好きに支持されています。


主人公Kを演じるライアン・ゴズリング、前作に引き続きデッカードを演じるハリソン・フォードと共に映画を盛り上げているのが、アナ・デ・アルマスとシルヴィア・フークスの2人。ガジェット通信では美女2人を直撃! 映画について、お互いをリスペクトする点について色々とお話を伺ってきました。



アナ・デ・アルマス演じるジョイ。孤独なブレードランナーKが唯一心を許せる存在。



シルヴィア・フークス演じるラヴは、美しく強く無慈悲なレプリカント。



――(楽しそうに話す2人を見て)お2人、本当に仲良しなんですね! お互いの印象について教えていただけますか?


シルヴィア:アナはとにかく人を引きつけるの。皆がアナを好きになるのは、アナが人のことが好きだからでしょうね。性格がとても興味深くあたたかいし、彼女が誰かを見ると視線だけで惚れてしまうような魅力を持っている。表情もキラキラしていて、まさに「ジョイ」みたいな女性なの。


アナ:(照れ笑いしながら)シルヴィアはセクシー。そして努力家で私の理想なの! この映画では、いつもの自分の習慣を変えてトレーニングをしていて、作品のために自分の全部を捧げた。誰にでも出来ることではないです。きちんと心の強さを持っていて、本当に私の理想です。


――アナさんがおっしゃるとおり、ラヴのアクションはすごくハードでした。相当なトレーニングをしたのではないでしょうか。


シルヴィア:1日6時間のワークアウトを、1週間のうち6日間続けました。撮影中も筋力が落ちないよう1日2時間トレーニングをして、体重は筋肉がついて7キロ増えました。撮影最終日には「もう、終わり!!!」って感じでワークアウトを止めたの(笑)。


アナ:(爆笑)分かるわ! その終わった瞬間に解放される感じね。



シルヴィア・フークス



アナ・デ・アルマス


――『ブレードランナー』は35年前の作品ということもあり、40代、50代の“ブレードランナー世代”なるアツいファンの皆さんもいらっしゃいますが、若い世代のお2人が『ブレードランナー』の世界に飛び込んでみての感想はいかがでしょうか。


アナ:素晴らしかったわ。ハリソン・フォードと共演出来たこと、そしてライアン・ゴズリングと多くのシーンを共にしたこと、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と一緒に仕事が出来たこと。どれも、最上級の経験なのに、さらに作品があの『ブレードランナー』の続編なんですから。全てが特別でした。


シルヴィア:若い頃の自分が「こういう作品に出たい」と思い描いていた全てがつまっているのが『ブレードランナー 2049』だったわ。トレーニングや撮影も厳しい現場だったけれども、本当に素晴らしい経験で、私にとっては夢の時間でした。


――私の友人が「女性なのに『ブレードランナー』好きなんだ」って意外がられたことにちょっと怒ってて(笑)。私もジャンルに男性とか女性とか関係無いのになって思いました。


アナ:そんなこと考えたことも無かったわ! そうやって観る人の選択肢が狭まってしまうのは悲しいことよね。この映画で描かれていることは、そんなことを超越したテーマなんだから。Kやジョイが何に憧れ、何に傷ついているのか、自分は何者なのか? と葛藤する、とても深いテーマなの。だからそんな事気にせずに気になったら観に行きましょう!


シルヴィア:クールな世界観で、惹きつけられる男性は多いかもしれないけど、アナが言う様にそういった些細な違いは関係無い壮大な作品なの。でも、そんな男性と女性のジャンルの好みを気にしている人こそ、この映画を観たら「そんなことどうでも良かった」と思ってくれるんじゃないかしら?


――その通りだと思います!今日は楽しいお話をどうもありがとうございました。



【関連記事】『ブレードランナー 2049』ハリソン・フォードインタビュー「仕事は好きなんだ。役に立ちたい。チャレンジが好き」

http://getnews.jp/archives/1951644


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