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【全文書き起こし】 ガラポンTV新機種発表会 [第一部]ガラポンTV六号機 [第二部]MiyouTV提携



こちらの記事では2017年10月16日(月)に東京・秋葉原のガジェット通信フロアで行われました「ガラポンTV 新モデル発表会+新提携サービス発表会」の様子を全文書き起こしの形でレポートいたします。


第一部はガラポン株式会社 代表取締役 保田 歩氏による「ガラポンTV新モデル発表」、そして第二部は有限会社未来検索ブラジル 代表取締役 竹中直純氏による「MiyouTV 新提携サービス発表」となります。


第三部では座談会「テレビの未来」として、保田氏、竹中氏、そして2ちゃんねる創設者 西村博之氏(ひろゆき)による鼎談が行われました。※第三部の全文書き起こしは別記事にて紹介いたします。


ガラポンTV新モデル『六号機』



ガラポン代表取締役 保田 歩氏:こんにちは。今から時間になりましたのでガラポンTVの新モデル発表会及び新提携サービス発表会、最後に未来検索ブラジルの竹中さんとひろゆきさんとともにガラポン保田で行う座談会、ということで、正味90分の予定で始めさせていただきます。


まず初めにガラポンTV。現行機はガラポンTV伍号機なのですが、本日ガラポンTV六号機を発表したいと思います。



(スライド表示)ガラポンTV六号機になります。ちょっとおさらいです。ガラポンTVとは何だったのでしょうか、というところで、伍号機からちょっと六号機になってデフォルトで録画できる期間が伸びました。全録8チャンネルで20日分録画できるようになりました。



ワンセグの放送、地上波テレビは8チャンネル、20日分家でずっと自動で録画して、そちらのテレビ番組をiOS、Android、windows、macでネット経由で視聴できる、あるいはスマートフォンやパソコンに番組をダウンロードして圏外でも視聴できるといった機能はそのまま踏襲しております。


ここのですね、地デジ全録してどこでも見れて検索がすごくてソーシャルがすごい、この強み。あと、オープンプラットフォームでAPIを公開している、この辺もこのままやっております。



ガラポンTV伍号機までどうやって変遷してきたかと言いますと、まず初めに芸能人の方ですね、伊集院光さん、ピエール瀧さん、劇団ひとりさん、が取り上げてくださいました。大絶賛していただきまして、ホリエモンさんとかGMOインターネットの熊谷さんも絶賛していただきました。




そしてここにも何社かいらっしゃってますが、こういったガジェット系雑誌と言いますが、モノ系雑誌でも多く取り上げていただきまして、最終的には2014年になりますがCEATECでAWARDを受賞いたしました。




累計で15,500台程度出ていまして、弊社の自己認識ですと、アーリーアダプター層に深く刺さっている製品だという風に認識しております。



ちなみに弊社の見立てではアーリーアダプターをコンセプトで買う人、そしてその次にアーリーマジョリティー層でコスパを重視して買う人と定義しておりまして。弊社としてはアーリーアダプターに刺さって、次はアーリーマジョリティーを獲得していきたいというところで、ガラポンTV伍号機でレンタルを実施しました。それまでは税込みで約4万円、39,500円のモノをいきなり買っていただくという商売をやってましたが、それだとやはりコスパを重視する人にはですね「もし使えなかったらどうしよう」「使わなかったらどうしよう」そういった不安を与えてしまっていました。それを解決するためにレンタルを2016年の6月に開始しました。



で、12か月で1,500顧客――これは今いる顧客で、2017年6月時点で1,500顧客、解約した人を除いた純増数でこれくらい獲得していました。無料期間が2か月、これもちょっと後から導入したんですけれども、無料期間を終えて課金開始される方が8割以上と比較的満足していただいて1回使ったら使い続けていただけるものになったかな。逆に残り2割の人は「やっぱりガラポン画質が悪い」とか、「自分の生活に合わないな」と思ったりすれば、やめていただければ、無料期間でやめていただければ、料金もかかりませんので、リスクも無いと。コスパで買う人にどんどん刺さっていこうと言う風に思っています。ちなみにこれはほぼこれは自社で獲得してきまして、1,500顧客は。で、途中で課金で、始めカード決済、月額料金をカード決済するんですが、Paypalを利用していまして、そうするとですね、ガラポンでの登録が終わった後PayPalで登録が必要になりまして、そのPayPalで脱落する。ということで、それが約8か月ぐらいその状態が続きまして、脱落率が高かったのを途中から変えて、純増が増えてきた、という事があります。


あと昨年は、いや昨年というかこの1年間は代理店での獲得というのがほとんどできなかったのですが、これからは特にインターネットサービスプロバイダさんと提携して、光回線契約したらガラポンもついてくるといったことをやっていって、顧客の獲得ペースを倍増させていきたい、という風に思っております。


で、ただ一つ問題がありました。レンタルを始めたことによって、購買層が広がりました。今まではやっぱりガジェット好き、モノ好き、そういった方々が買っていただいていたんですが、レンタルで「ちょっとお試ししてみようかな」と深く考えずに買われる方がいらっしゃいます。あるいは失敗したとはいえ代理店の獲得もケータイショップとかで紹介してもらっていたので、そういうとですとね「ルーター何それ」みたいな方もたくさん入ってきちゃうようになったんですね。


その結果、「ガラポンTVわかりにくい」「難しい」「なにこれ」というような意見を多数いただく結果となりました。



この反省を踏まえまして六号機を作りました。六号機のコンセプトは「シンプル、簡単に」ということをテーマにやっております。



ちなみに六号機では見た目、筐体のデザインは変わらないんですけれども、一方、全機能をゼロから新規構築しております。

また、CPUもMarvelのCPUからSTMicro製に変えたりとかハードウェアの筐体以外の中身、これも全部変わってます。で,

新たな製造パートナーとイチから丁寧に作った、それがガラポンTV六号機になります。



まず、加えて筐体以外、ハードウェア、あとサービス変えました。特にサービスの部分で行くとこれからバシバシ、シンプルにしていくご紹介をしますけれども、まずひとつは、あらゆるモデルを単純化しました。



伍号機まではですね、四号機のハードディスク有り版、ハードディスク無し版。伍号機ハードディスク有り版、ハードディスク無し版、2パターンを用意してました。各世代がありながら、モデルも分かれている。かつですね、商流もレンタルもやってます、端末買い切りもあれば、端末買い切ったけど月額プレミアムプランに入れば使えるよ、という機能もあったんですね。これによって、自分で調べてガラポンTVを欲しいと思ってくださったガジェット好きの方は大丈夫、ついてきてくれるんですけれども、「あ、ハードディスク消耗品だから自分はハードディスク無しにするわ」とかですね、色々考えて下さるんですけれども。先ほど申しましたように代理店で獲得したケータイショップで入った方なんかはこんなのわかんない。ということで、ひたすら「わかりにく」「わかりにくい」とここに原因があると思いまして、六号機からはレンタルのみ、ハードディスク有りのみ、というのに注力することにいたしました。


続きましてサービス構成です。


伍号機までは、3つのサービスを理解して使い分けていただく、目的別に使い分けていただく、という思想で作ってました。



テレビサイトというのが他のユーザーの口コミから、番組を選んで、多機能プレーヤーで観て下さいね、というサービス。

テレビ端末というのが、ガラポンTVの中にログインして、シンプルなソーシャルな要素がまるでない画面を使ってくださいね。各種設定もテレビ端末でやってくださいね、という思想です。


あと、ガラポンWEBというのが認証系を司る、ここからログインしてくださいねというような形で行っておりました。ただもうこれもお客さんはですね、全くついてこれないという状況になりました。ガラポンWEBといった時に、例えばプロモーションタイプですね、弊社のガラポンTVの製品紹介サイトを指していたりですね、あるいはテレビサイト、ソーシャルのことを指して質問してきたり、会話がかみ合わないんですね。なので、もう六号機からは全て、『テレビサイト』というものに集約しました。


テレビ端末の操作、各種設定とかもテレビサイトでやってください、認証もテレビサイトでやってください、という風になりました。


また、セットアップを簡単にしました。



ちなみに伍号機までは20ページのマニュアルを使って設定してください、続いてセットアップではIDとかパスワードとかメールアドレスとか、大量の入力項目を空欄で提示して「入力してください」。

(スライドを図示しながら)

あと、ちょっと左下わかりにくいんですけれども「ガラポンTVのレジストリーキーを入力してください」。あと、宅外から視聴するためにルーターに“穴”を開けます、ポート開放と言います。そのポート開放で使うポート番号を確認してください……といったときに、お客さんとしては「何? レジストリーキーって?」「何? ポートって?」って言うことでですね、どんどん、迷子になっちゃう。ということをさせてました。


ところが六号機からはマニュアルたった1枚です。もう、これが同梱されているだけです。マニュアルとは言わないで我々は今『クイックガイド』と呼んでいます。


これが届いてガラポンTVのレンタル申し込む端末と、付属品が付いてて、ガイドに従ってガラポンTV端末とアンテナ線と電源とLANケーブルをつないで、その後アプリを落としていただいて、レンタル申し込んだときのガラポンIDでログインすればすぐ視聴ができる。というような形に変えました。もうポート番号とかレジストリキーとか、一切意識していただく必要が無いということになります。


あとは宅外接続、これがガラポンTVの鬼門でした。



弊社でも自覚はありました。顧客無視の導線を引いていた。まず、ガラポンTVつなぐとルーターに対して自動でポート開放を行います。ルーターによっては、マンションの共用ルーターを利用していて自宅にはLANケーブルのポートしかない、みたいな家庭ですと、ルーターで自動ポート開放できないんですね。そうした場合はお客さんに主導でポート開放してください、ルーターをいじれれば、それができないんであればレンタル顧客は、……レンタル顧客でも端末買い切りの月額プレミアムプラン契約してればP2P接続オプションを使って家の外から視聴できますよ、と。というような形でお客さんに“判断”させちゃってたんですね。これでも大変な苦労をお客さんにもさせてしまいましたし、弊社のサポートもルーターごとに色んな案内をして非常に大変でした。



これを六号機からお客最優先で考えました。ガラポンTVをネットにつなげば、自動でルーターにポート開放して、それがダメだったらP2P接続で、とにかくつなげさせちゃう。お客さんは何もする必要は無いです、というような形で六号機を作りました。


最後に伍号機までは多重音声番組は再生時に音声変換が必要でした。



これもお客さんから大変不評でして。今すぐ観たいのに、全部録画されてるのにこの番組見ようと思ったら「音声変換が必要です」という風に言われて、3分くらい待たされる。「これどうにかならないのか」と非常にお叱りの言葉を長年いただいてました。

またダウンロード変換も、番組をスマートフォンにダウンロードするにも、まず1回、変換操作をしてください。変換に1分くらいかかります。その後に、今度はダウンロードってボタンを自分で押してくださいと。というような形で2ステップだったんですね。これを六号機からは音声変換必要なくなりました。なぜなら録画するときに変換してるからですね、自動で変換することにしました。また、ダウンロード変換してダウンロード保存するまでも、これもお客さんにとって便利なようにワンクリックにしました。ワンクリックって言うのはもう、スマートフォン側で「ダウンロード」って押せば、もうすぐダウンロードが開始されるというような形になっております。


で、伍号機まではガジェット好きな方に使っていただきたい、アーリーアダプターに使っていただきたいということで、ニュースになる機能を、目新しい機能を、世界初の機能を、というような形でたくさんの機能を次々と投入する戦略でおりました。



フルセグ連携できました、8局全チャンネルライブ視聴できました、特定ジャンルのみ先行削除しますとかですね、プレイリスト作ってシェアできますとかですね、たくさん作ってきたんですね。結果、新しくガラポンTVを利用された、開始される方にとって何がどこにあるのかわからない、という状況を生んでおりました。

この反省を踏まえて六号機ではシンプルな機能を保ち、これからも機能をやみくもに追加するのではなく、ひとつひとつの機能を磨き上げる、こういうコンセプトでやっております。


六号機シンプル簡単で、レンタル顧客の爆発的な拡大を目指す。年間3万増が目標ということで、これからまだまだ、お客さんをつかまえていきたいな、と思っております。



ガラポンTV六号機はガラポン社サイトで10/16よりレンタル受付開始いたしまして、端末は10/19から発送という風になっております。




お値段は月額税別で1,250円、税込みで1,350円で伍号機から変わりありません。


(記者向け説明につき中略)



(年表図示)

これがガラポンTVの歴史なんですけれども、2010年設立してもう7年と10か月経った会社です。ここのタイミングで筐体変わってないんですけれど、筐体が外側のデザインが変わらないときには中側を全部変えてます。というような形で、なぜなら、弊社がまだ社員、私含め5名しかいないので、筐体と中身全部変える体力が無いと。ということで表っつら変わらないときは中身が変える。中身変わってないときには表っつら変えたりと。というようなことをやったりしております。


早速デモをやってみたいと思います。


はい、アプリを起動します。するとこんな感じに。



これがログインした画面です。自動でアプリ立ち上げますとログインされていて、始めに出るのは、全ての局の現在放送中の番組が視聴できるようになっています。


これ今タブレット用の利用画面になっています。スマートフォンで利用する場合は、もうちょっとこの下に表示される次の番組とかが表示されませんし、画面の一部再生もタブレットのみになります。


もちろん横向きにしたりとかですね、倍速再生とかいったこともできますし、全画面再生もできるようになってます。


あとはガラポンTVの特徴であるソーシャル連携になります。口コミで面白い番組を知って視聴すると。ここ重要なので今日のテーマ、新サービスにもつながるところです。ガラポンは何をしたくてテレビ視聴の革命と言っているのかいうと、ひとえに、テレビ番組をソーシャルにしたいんですね。視聴率は確かに業界を回すうえで重要な指標ですが、ガラポンとしてはテレビ番組をソーシャルにしたい。口コミの評価をフィードバックされるような仕組みをつくりたい。視聴率だけじゃなくて、今、世の中で美味しいレストランを探す、面白い映画を探す、全てカタログだけで判断しないで口コミを参考にすると思うんです。


それは、サービス提供者が自分の都合だけで押し付ける情報だけで判断するよりも、ほかの人の口コミを参考にしたほうがベターな選択ができるというのが皆さん、経験上分かってると思うんです。それを、テレビ番組では出来ない。それが本当にくやしくて、ガラポンはそれをできるようにした。どのテレビ番組を観るのがいいのか、それは番組表だけの情報で判断するんじゃなくて口コミを参考に判断してほしい。


で、その視聴体験を体験するためには、全番組録画してないとその体験ができないので全番組録画機をつくってます。これをもう7年前からずっと同じことをやってるのはそこです。


全番組録画してるんで、ここにのっかってくる口コミで「面白いよ」って言われる番組をどの番組でも確実が視聴できる。これが一番、いいポイントだという風に思っています。



あともちろん、ガラポンTVの特徴である字幕検索ですね、番組表のタイトルとか説明文で検索するだけではなく、字幕検索というのがあります。これも私毎朝、「絶景」とかですねあとは「露天」とかそういうので検索するのを日課にしてます。


「絶景」とか「露天」とかで検索して、そういうのに関連する番組を、その場面から視聴するといったことができるようになってます。


あとでガラポン社の社員や私、デモ機の横でデモやりますので、その時にちょっと映していただければと思います。


というわけで、ガラポンTVの六号機の発表はこのあたりにしたいと思います。


何よりも「ガラポンはソーシャル、テレビ番組を口コミを参考にして選ぶ」、「視聴する文化を作りたくてやってる」ということをお伝えしたいと思います。


続きましてですね、ガラポンTVがやりたかったテレビ番組をソーシャルにしよう、口コミを反映させよう、といった思いに共鳴したパートナー企業さんと新サービスを作りました。


それがここの会場をお貸しいただいている未来検索ブラジルさんです。その新サービス、新提携サービスに関しては、未来検索ブラジルの竹中さんより発表いただきたいと思います。よろしくお願いします。


MiyouTV提携発表


有限会社未来検索ブラジル代表 竹中直純氏:こんにちは。未来検索ブラジルの竹中といいます。今日はよろしくお願いします。今、この後ろにデモンストレーションのためにつなぐコンピューターをセットアップしてますので、少々お待ちください。



あの、保田さんからご紹介有ったようにですね、テレビをシェアするという基本的なコンセプトに共鳴をしたというか、「それだったらウチのを使ってくれませんか」みたいなそういう、お互いに頼る感じっていうところからこの話は始まってます。もうこれ既に見えてるんですね、見えてますね。


今日発表させていただくものはですね、MiyouTVというものです。garapon.tv、miyou.tvで、tvドメインが同じなんですけれども、もともとは全然違う状況から開発が出発して、えっと、藤井さん、MiyouTVは開発何年目でしたっけ。



4年。未来検索ブラジル社が足かけ4年かけて、開発をしたものです。これと、今日のその発表であるガラポンTVの提携をこれからデモンストレーション、発表したいと思います。


というわけでご覧ください。スクリーンが今、テレビ、ラテ欄みたいなものが出てますけれども、これがもう既にMiyouTVというシステムと、ガラポンTVのAPIを接続して、そのAPIから番組表を生成している状況です。



では、MiyouTVのそもそもの説明をしたいと思います。miyou.tvというのは、2016年の11月ですよね。11月だとファイルの日時が示していたので。あまりちょっと日付の記憶が僕にはないんですけれども、去年の11月にオープンソースのソフトウェアとしてGitHub上で公開を始めました。これが何かというと、Linux、Windows、最近macにも対応しました、macOSに。3プラットフォームに対応したテレビを観るためのインターフェースです。どういうインタフェースかというと「実況スレのコメントを、テレビのスクリーンにオーバーレイ表示してそれをテレビを見るのと同時にコメントを見るのを楽しもう」というコンセプトのソフトウェアです。



このもともとのMiyouTVというのは自分たちで――先ほど保田さんがおっしゃられたような、全録環境を作るということが前提のソフトウェアだったわけですけれども、その全録環境を作る敷居がちょっと高いんですね。自分でハードウェアを用意してボードをそろえて組み立てをして全録用のソフトウェアをセットアップをしてようやく動くっていうような状況でして。ただ、MiyouTVというのはその全録の部分とそれからユーザーインタフェースとしての今ご覧になっているようなこういうものというのは綺麗に分離して作られていますので、じゃこの全録の部分をガラポンTVにお任せするとどうなるだろう、ということを考えてみた結果、先ほど発表があったようなレンタルモデルで月いくらかでこのUIさえあればその実況とともにテレビ番組を楽しめるっていう環境が簡単に作れるのではないか、ということでこの提携に至りました。


やはり同じように未来検索ブラジル社としてもテレビ内容のソーシャルなシェアであったり、もともとですね、あとから座談会で時間があったりテーマがあれば話せると思うんですけど、もともと僕、わりとずっとテレビに関わっていて。ひろゆきも同じなんですね。で、このシェアの大事さみたいなことをきちんと世の中に伝えたくて色々と、何年くらいかな、14年くらいがんばってきたんですけれども、そういう色んな苦労がありまして、ようやくMiyouTVとガラポンTVの組み合わせでかなりカジュアルにコンシューマーとしてテレビ番組を実況とともに楽しむっていうような環境ができたという風に喜んでおります。


じゃ、ちょっとデモをさせていただきます。



ここにいるのが開発の藤井さんです。ちょっと口下手なので今日は喋らないってことなんですけれども(笑)。ちゃんと動くので少々お待ちください。今なんか番組選んでますね。……どれでしょうか、それですか。


コメントの重さを優先して表示するということで、今日は……日テレさんの『世界の果てまでイッテQ』を引用してデモさせていただきます。短時間なので、そうですね、こういうものの引用をしようということでご容赦いただきたいと思います。



こういう風にですね、実況スレのコメントが右から左に流れる。いわゆるニコニコ動画と似たような感じでずーっとリアルタイムでその番組が放映されたときの、コメントのリアルタイムでこういう風にずっと番組終わりまで観ることができます。もちろんその、これはテレビを観るための汎用インターフェースなのでコメントを切ろうと思えば切れるんですね。


それから、ちょっと見にくいんですが下のグラフをご覧ください。



ニコ動の方はあんまり見えないかもしれないですね。青い折れ線グラフがあるんですけれども、これが単位時間当たりのコメント数を示すグラフです。なので、この番組ではずっと割とコンスタントにコメントが出続けているんですけど、(図示して)山がありますよね。この山に合わせてクリックをすると、(処理中になる)……お。大丈夫ですかね。そこの部分から再生するという機能があります。……が、今日は機嫌が悪いんでしょうか。(笑)えっと。どうですか? 待った方が良い? 待った方が良い、じゃ、ちょっとお待ちください。……あ、出ましたね。若干のですね、ガラポンTVさんへ色々とやりとりをして今日対応をするという段取りの中で、オープンソースのソフトウェアなので、それ以外の部分をどういう風に開発を進めるかっていうことが非常にマネジメントが難しくてですね。後で発表しますけど、日付は、ガラポンTVに完全に対応したバージョンが、今現在は発表出来てないんですね。リリースできてないんですよ。これを藤井さんが頑張れば、今日中に。それから(笑)通常のスケジュールで言うと先ほど保田さんから発表のありました10/19くらいまでにガラポン対応版をちゃんとリリースをしようという風に思っております。



ただ先ほど止まったグラフのピークのところでクリックするとこういう盛り上がりが共有できる。これをまだMiyouTVとしては出来てないんですけど、シェアするみたいな機能は今後、追加予定です。


ちょっと一回再生を止めてください。番組表に戻ってください。


ガラポンTVはですね、先ほど保田さんがデモされたように、スマホ側に特化したインターフェースなどが近年、開発されたんですけども、MiyouTVは今のところ、PCの先ほど説明したLinuxとmacと、それとWindowsのPCのアプリケーションでの展開です。ご自宅にガラポンTVがあって、そのセットアップをするとこのMiyouTVのユーザーインターフェースがガラポンTVにつながるようになります。その設定はお見せします。設定画面を出してください。バックエンドというメニューの中で、……ちょっとこれ見にくいかもしれないんですけれども、適切な解説をMiyouTVで説明を載せます。



そこでわかると思うんですが、非常に簡単で、URLを基本的にはひとつ、それからガラポンTVのユーザーにはユーザーIDとパスワードが与えられるんだよね? うん。そのユーザーIDとパスワードをここに入力するだけで基本的には先ほど保田さんがおっしゃってたような、UPNPを使った宅外からの接続にも対応できるように作られています。個人使用という範囲でのテレビ番組の視聴に関して、かなり、……なんというか踏み込んだというか、個人使用ってここまで行けるよね、っていうようなことをちょっと追求した製品でもあります。……それくらいかな?


あとは、ガラポンTV、今日は六号機の発表なんですけれども、伍号機、それから四号機に関しては同じようにMiyouTVからの接続を確認したうえで開発をしています。参号機以前はちょっと実機が無くて試していないんですけれども、APIが同じバージョンであれば、ご自宅でもし、死んでいるガラポンTVがあれば、MiyouTVを使って実況とともに観るっていう楽しみ方が再発見できるかと思います。



それからですね、MiyouTVは別に2ちゃんねるの実況にこだわってそれしかやらないっていう風に決めてるわけではなくて、APIがオープンであれば、例えばTwitterであるとか、それからニコニコ実況ですね、ニコニコ動画のニコニコ実況などにも一応対応することは可能です。ただし、コメント、皆さんご覧になってわかると思うんですけれどコメントが多すぎて一体おもしろいのかどうか、っていう問題があり。コメントの質とか、コメントのどこをフィルタして、何を表示する、何を優先して表示するか、みたいなことはMiyouTVの今後の課題でもあります。それはおそらく、まあ藤井さんだけではないんですけれども、色んな人が試行錯誤をしながらテレビの視聴の質を高めていくっていう本来の目的に向かってこのMiyouTVが発展することを、我々としては狙ってます。


えーっと、そんな感じですね。ガラポンTVとMiyouTVは本日から、正確にはリリースが19日くらいになると思うんですけれども連携をして、一緒にテレビを楽しめる環境として連携をしていきます。よろしくお願いします。以上です。


ガラポンTVレンタルページ


※第三部・座談会「テレビの未来」保田氏、竹中氏、西村博之氏(ひろゆき)による鼎談書き起こしは別記事にて紹介いたします。


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