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JASRAC音楽教室徴収問題の余波広がる! シンガーソングライター佐藤龍一さん「父の葬儀で好きだった曲をかけられなかった」



日本音楽著作権協会(JASRAC)が、ヤマハ・カワイ・島村楽器などの大手音楽教室から著作権料を徴収する方針であることに対して、関係団体やネットユーザーなどから反発されている問題。今度は葬儀の際に故人の好きだった曲が流せなかったという事例が明らかになりました。


ゲームソフト『エクソダスギルティー』のBGM制作などで知られるシンガーソングライターの佐藤龍一さん(@RyuichiSato)が、次のようにツイート。






葬儀に父が好きだった「江差追分」を流したいと言ったら、葬儀屋に著作権の問題が、と言われました。JASRACの存在が、その著作権解釈が、人々から音楽を遠ざけているように思える。


「江差追分」は北海道桧山郡江差町が出自とされる民謡。作詞・作曲者は明らかでなく、1908年には成立しているので、カバーで権利者が登録されていない曲以外に関しては著作権が発生しないはずですが、佐藤さんによると、






江差追分の件、葬儀場に詳しい事情を訊いてみた。ある葬儀の席にJASRACの人間が居合わせ、多くの人が集まる場所で無断でCDをかけてはならないと指導され、社の方針になったとのこと。大きい葬儀チェーンだが包括契約はしていない。音楽教室だけではなく葬式や結婚式にも手を突っ込んできたか。


とのこと。


このことについては「葬儀屋が著作権料を払えばいいのでは?」という意見や「葬式の参列者はお金払ってないから非営利じゃないか」といった声など、さまざまな解釈が出されており、中には「大好きなアイドルの曲を流してもらったのだけど本当はいけなかったのでしょうか」と不安がる人も多くいました。


また、佐藤さんは次のようなツイートで問題を提起。






自分もJASRAC登録曲が何十曲かあって、それをJASRACと包括契約している店で歌いますが、その演奏によってお金が分配されたことは一度もありませんよ。彼らのいう「サンプリング調査」に引っかからない限りは。そのお金はどこにいくんでしょうかね。


曲を使うと「面倒なことになるかも知れない」という萎縮が置きかねない現在の状況。ネットでは「JASRACの説明努力が足りない」「年間の業務結果と収支を公表すべき」といった声が上がっています。


※画像は佐藤さんの『twitter』より

https://twitter.com/RyuichiSato/status/826996782424952833 [リンク]


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