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歯科治療の緊張をVRで緩和するサービス「BiPSEE歯科VRシリーズ」が子どもを対象に提供開始!



歯医者に行くと、待合室で待っている間や治療中など、大人でも緊張してしまいます。


これが子供になると猶更で、治療室に入るのを嫌がったり、治療中に暴れてしまうことも珍しくありません。


ここにVRを導入することで、子どもが歯医者にいる間の緊張をほぐして、治療を円滑に進めることを目的としたサービスが登場しました。








治療中の子どもの緊張をほぐすVRサービス「BiPSEE歯科VRシリーズ」提供開始

株式会社BiPSEEは、歯科治療中の患者の不安をVRで軽減することで、より快適な歯科治療を実現する医療系VRサービス「BiPSEE歯科VR」の提供を行っています。


今回、ここに新たなVRサービスを加え、「BiPSEE歯科VRシリーズ」として2018年7月19日(木)より提供を開始しました。


新たなVRサービスは歯科受診中の子どもを対象としており、子どもが歯医者に行く際の「4つのハードル」をトータルに支えることを目的としています。


子どもが歯科受診を受ける際の「4つのハードル」とは?


子どもが歯科医院で治療を受ける際、ハードルとなる要素が4つ存在するといわれています。



来院すること。
待合室で待つこと。
治療室に入ること。
処置・治療を受けること。

歯医者に行くのを嫌がったり、待合室で待っている間にパニック状態になったり、治療室に入るのを拒んだり、といった具合に様々なハードルが存在します。


「BiPSEE歯科VRシリーズ」では、これらのハードルを子どもが無理なく乗り越えることができるように、3種類のVRサービスが利用できます。


① BiPSEE歯医者さん体験VR


VRでは、他者の視点を自分が見ているかのように体験することができますが、この特性を活かしたサービスです。


子どもがVR内で歯医者になり、歯磨きの難しさと大切さを大人の患者に伝える、という内容です。


歯医者という役割をVRで疑似的に担うことで、子どもが自分自身の歯磨きや歯のケアの大切さに気づくきっかけ作りを目的にしています。


歯科医院に行った際はもちろん、保育園や幼稚園など、歯科医院以外でも活用できるサービスです。


② BiPSEEこんにちは!歯医者さんVR


VRの「未知を既知に変える」力、つまり事前にVRの中であらかじめ体験しておくことができるという特質を活用したサービスです。


来院前に歯科医院の様子や、治療を行う歯医者さんの様子をVRで体験することで、「優しそうな先生」「楽しそうな場所」といったポジティブな印象を与えることで、子どもの来院を後押しします。


治療時にマスクをした歯医者さんは怖そうなイメージがありますが、歯医者さんの笑顔を没入感のあるVRで事前に見ておくと、治療時の印象はずいぶんと変わりそうです。


③BiPSEEミニVRゲーム


待合室で利用するサービスで、VRが持つ没入感を活かしています。


待合室では治療中の音が聞こえてくるので、不安や恐怖感が大きくなりやすい場所です。


ここでVRを使うことで周囲の状況から離れて、子どもはVRゲームの面白さに夢中になって、緊張感や恐怖を忘れることができます。


また、治療室へ呼ばれた時も、「次のお部屋で、別のVRもしようね!」と呼びかけることで、治療室へ入る際のハードルを下げることができます。










BiPSEE歯科VRとは?


歯科治療中に利用するVRサービスで、VRが持つ「Distraction(=気晴らし、気をそらす)」効果で、不安と痛みを和らげます。


治療中に姿勢が崩れて治療が困難にならないように、治療に最適な姿勢を保つことができる「姿勢誘導技術」も開発しており、現在特許出願中です。


また、大人でも歯科治療の苦手な方がいるため、大人向けのVR動画サービスも行っています。


子どもでも使用できるVRゴーグルを使用

VRの立体感は大人でも「VR酔い」を起こしますが、小さな子どもでも酔いを起こさずに使用できるよう、2Dの動画を視聴できるVRゴーグルを採用。


ストラップの調節で子どもの小さな頭にもフィットし、顔に触れる部分には柔らかなクッション加工が施してあり、快適な装着感を実現しています。



「BiPSEE歯科VR」開発の経緯

「BiPSEE歯科VR」のパートナー募集は2018年5月に開始し、「BiPSEEパートナー歯科医院」との連携から、サービスの開発が始まりました。



・最初の歯医者さんとの出会いが治療になってしまうと、歯医者さんは怖くて痛い場所になってしまう。
・初めての歯医者さん体験は、歯科検診などの予防が理想的。

などの声を受けて、解決すべき課題を「こどものPain」「保護者のPain」とに分けました。


こどものPain

・何をされるの?
・治療やクリーニングは、なぜ必要なの?
・周りは機械がいっぱいでマスクをしている人ばかりで怖い。
・どうしたら上手に治療を済ませることができるの?

保護者のPain

・子どもが泣いてしまうのは辛い。怖くて痛い思いをさせたくはない。
・虫歯にならない、有効な方法を実践したい。
・時間を工面して来院したのだから、こどもの治療・処置は予定どおり行ってほしい。

これらの課題を解決するためには、来院前から処置・治療後までの流れをトータルにサポートする必要があり、VRが課題解決のツールになると考えた末「BiPSEE歯科VRシリーズ」の開発に至ったとのことです。


「BiPSEE歯科VRシリーズ」は、「BiPSEE歯科VR」を導入した歯科医院への導入を中心に進めていく予定で、同時に、不安や恐れの軽減が求められるさまざまな分野への応用も進めていくとのことです。


まとめ

歯医者に行く前の緊張感は、子どもにとっても大人にとっても共通しています。ここにVRを活用することでストレス軽減できることは、VR活用の大きなメリットですね。


手術のトレーニングをVR内で行ったり、認知症改善に用いたりなど、VRは医療でもメリットをもたらす技術として様々な研究が進んでいます。


VRの普及が進むにつれて様々なメリットや効果が発見されつつあり、今後が楽しみになります。


【関連リンク】

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