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VRを宇宙空間で体験したらどうなる?ヨーロッパ宇宙機関が無重力下でのVR体験を実験


宇宙空間でVR体験
宇宙でもVRを使った実験が始まっています。
ヨーロッパ宇宙期間(ESA)が無重力状態でのVVR体験実験行ったと海外メディア「VRFocus」が紹介しました。





宇宙空間でのVR体験実験
最近ではVRによる宇宙関連のコンテンツもだいぶ増えてきました。
地球にいながらにしてVRアプリやVRゲームで宇宙空間の体験ができるようになっています。
そんな中、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は少し違ったVRの実験を開始しました。
ほとんど無重力状態の宇宙空間と重力がある地球それぞれでVRを体験した場合、どうやって脳は重力の情報を処理するのか、という実験です。
「重力の違いによる感覚運動のパフォーマンス(GRASP)」と呼ばれる実験では、ほとんど無重力状態の宇宙空間で人間が物をつかんだり、物を操作する動作にどのように影響が出ているのかということ調査し、無重力状態での作業の支援をVRを活用して行えないか探求しています。
「GRASP」は、人間の反射反応が視覚・聴覚そして重力の影響を脳がどのように処理しているのかよりよく理解するために行っています。
国際宇宙ステーションの宇宙飛行士によって実験
国際宇宙ステーション
「GRASP」は国際宇宙ステーションの宇宙飛行士がカスタマイズされたノートパソコンで使える特別なVRヘッドセットを利用して実験をしています
宇宙飛行士がシミュレーションである作業をすると、3Dモーショントラッカーが手、腕そして体の動きをパソコン上にリアルタイムで反映される仕組みになっています。
そして「GRASP」は宇宙空間だけでなく、地球上や大気圏のような高度のある場所でも同じ実験をおこない重力があるかないかで反応がどう違うかを調べます。







「GRAAP」で得られるデータの活用法
「GRASP」で得た情報はバランスを崩しやすい症状がある人やいくつかの種類のめまいの症状、空間の把握ができないなどの問題・病気の解決につながるのではと考えられています。
最終的には「GRASP」で得られたデータにより、病気の解決だけでなく、宇宙飛行士の宇宙での活動にも役立ち、ロボットの新しいガイダンス・システム開発にも役立てることができます。
つまり、この研究のおかげで、宇宙空間で遠隔装置を使って他の惑星などを探索するだけじゃなく、地球上の外科医やエンジニアを助けることにもつながります。
まとめ
宇宙空間でもすでにVRを使った実験が始まっているんですね!
今でもVRゲームで宇宙空間を漂うような体験ができますが、実際に宇宙空間で集められたデータを使ったもっとリアルな宇宙体験が今後VRでできるようになるでしょう!
さらに、VRの実験でいろんな病気の治療やロボットテクノロジーの発展にも役立つかもしれないなんてすばらしいですね。
VRの進歩だけじゃなく、VRを使ったさまざまな分野の技術進歩もこれから、見逃せないものになりそうです!
参考サイト:VRfocus



















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